日本語教師辞めます～きっかけをくれたある教師の一言～

大学時代にアメリカ留学したのをきっかけに海外就職も視野に入れていた私。いろいろ調べていくうちに、日本語教師という道があることを知り、
大学の授業と並行して、日本語の養成講座にも通ってました。

転職がめちゃくちゃ多い私ですが、日本語教師という仕事は2017年、中国で始めて以来、6年目になります。
日本語教師が自分の中で唯一長く続けられる職業なのではないかと思っていました。

今年初めに、日本語教師としてフリーランスでやっていこう！と決め、日本語教師一本でやっていました。

でもフリーランスはどの職も同じだと思いますが、固定給はなく、やったコマ数だけ稼げるので授業のキャンセルが続くと生活が厳しくなります。

また、キッズにも教えていたのですが、キッズは親から言われて仕方なく受けている人がいるためやる気がない人、教師と学生の距離の取り方を間違えるとリスペクトされず舐められてしまうということがありました。

最初は自分を責めていました。教師なんだから、やる気のない学生をモチベートするのも自分の役割なんだ！と。
でも子供のモチベーションに関する本にも「受動的に学んでいる人をやる気にさせるのは難しい。本人のやりたいことをやらせろ」的なことが書いてありました。

そのあと元上司の引き合いで、新たなキッズを引き受けたのですが、さすがに自信がなくなり、中国時代に一緒に働いていた教師に連絡してみました。

すると彼も「キッズは成人の２倍以上精神を使うから受けていない。あと、提示されている給与も低すぎる。今２倍の金額をもらっている」
という衝撃的な連絡が来ました！

私の中では、まぁまぁ高めな金額をもらっていたと思っていたのに、
これ、今の中国の相場では低いんかい！

そして、キッズにうまく教えられない自分を責めていたけれども、
この教師の一言で気持ちがすっと楽になりました。

そこから教えていたキッズの授業を手放し、今後も新たな引き合いは受けないことにしました。

正直、私自身日本語を勉強する理由が分からない。
私が外国人で英語と中国語のほかに学ぶとしたらスペイン語を学ぶな・・・
日本の未来も今危ういのに。。。という感じです。
そんな私が日本語をモチベーション高く教えられるわけがないと思い始めました。

これからは海外に行くために、日本語教師以外の職で働けるよう
模索中です。