春眠暁を覚えず
春は眠い。
眠い、眠い、と言っていると『春眠暁を覚えず、だからね』と言われる。
1300年以上の昔の人も眠かったんだなぁ。
と思うと、このまどろみには勝てない気がしている。
それなのに何故、こんなネムネムの時期に新年度がはじまるのか。
それは明治時代、主要産業であった農業・米作の収穫から納税までの期間が必要だった説や、当時力を持っていたイギリスの影響説などあるそう。
特に不満はないが、こうゆう風に潜在的常識が作られていくんだ と変な顔になっている。
まぁ〜しかし!
桜の花は初々しくて、芽出たい門出にはやはり打って付け。
桜の花びらが暖かい風に舞う光景は、どんな豪華なオープニング演出より煌びやかだ。
改めて四季がある日本に生まれ育ち、豊かな人生だなと想う。
4月も後半になり新たな環境に少しずつ馴染んできた方や春の揺らぎで不調を感じる方。
雨の今夜、この詩のようにぐっすり寝られますように♡
「春暁」孟浩然
春眠不覚暁
処処聞啼鳥
夜來風雨聲
花落知多少
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春の眠りは心地よく、夜が明けたのも気づかないほどだ。
あちらこちらから鳥の鳴き声が聞こえる。
昨晩は、風や雨の音がしていたが
花はどれくらい落ちてしまっただろう。
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