原稿の中でおはなし
7月に入り、2024年も折り返しになりました。
何十年も前から少しずつ膨らみ始めたものをようやく開放しようと、本格的に行動にうつすことができるようになった年であるなあと身に染みてきています。
6月は様々な方とお話をさせてもらう機会ができ、本当に色んな刺激や想いを受け取ることができてとても充実した日々でした。
私は3年前より、WEBライターとして活動を始めました。
ライターとして私が発信したいものってなんだろうか、この3年考え続け、ようやくしっくりきた仕事を始めることができるようになりました。
はじめは、本当に自分にやり切ることができるのか、不安な部分も多くこわごわ足を踏み入れたのは紛れもない事実。
でも、その一歩が新たな世界を見させてもらえる始まりだったのかな。
本当に色々な方から勇気をもらえて、今ここに居ます。
ライターっていろんな形があると思いました。
取材してその事実を伝えること、学んできたことを人に伝えること、その物事を受けたときの自分の感想や意見。
もちろんこれだけではなく、おはなしを生み出す方もいるし、本当に様々。
私の今のお仕事は、地域の情報を発信する記事を主に書いているのですが、そこには自分の感じたことや経験をプラスして発信するようになっています。
始めは自分の思想を入れることで、取材先の方に失礼にあたらないか不安に感じていました。
みなさん、忙しい中私との時間をつくってくださるので、本当に恐れ多い日々。
だけど最近、取材がとても楽しいのです。
取材先の方とお話をすることはもちろん楽しいのですが、こんな考えや想いがあることに、はっとさせられることが多かったです。
そしてみなさんが共通していることは、「誰かのために」という想いがそこには必ずあること。
私は、記事作成をするなか、あることに気が付きました。
記事で紹介するお店や場所など、そのことについての情報を伝えながら自分の想いを入れることで、記事作成の中でも取材先の方とお話をしているような感覚になっていること。
最初は取材先の想いを汲み取って、その人の代わりに伝える役目だと思っていましたが、多分そうではない気がしてきました。
きっとこの先またいろんな出来事がおこって、今の解釈とは異なることもあるのかもしれないけれど、このお話をしているような感覚は大事な感覚であると思いました。
とても不思議ですが、大切にしたいです。
なんだろう、何かを生み出す人って、根底は一緒なんじゃないかな。
みなさんをみていたり、お話をしているとよく感じます。
今はうまく伝えられないけれど。
ひさしぶりにnoteで綴ることができて楽しかったです。
またこうして、時より想いを綴れたら嬉しいです。
写真はコアジサイ。
取材中の道端で見つけて撮影しました。
花言葉は、「忍耐強い愛」。
日が届きにくい林の中でひっそりと咲いていましたが、懸命に花を咲かせているような姿が、なんとも美しく感じた一枚。