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余白をつくるために書く。

なんだろう。 他の言葉を紡ぐひとたちが、同じかどうかわからないけれど、あんなに毎日毎日、言葉に向き合い、文字を読み、綴ることを繰り返しているはずなのに、どうしてここに書き続けることができるのだろうってずっと思っていたんです。 きっとみんなは備えている語彙力の数値が高くて、流れるように書くことができるから、表現力の高い、言葉の架け橋をかけ続けることができるんだろうなって今まではそう思っていました。 それが違うのではないか?って最近になってようやく思うようになったのですが、

    • 記事はラブレター

      9月に入った途端に、秋の虫の音や、葉の色づき、空気の乾燥を感じるようになりました。 年々色んなことに敏感になっている気がします。 歳を取っているはずなのに、子ども目線で物事を考えるようになった今は、 子供の頃に見えていた世界の一部が少しずつ蘇るようになったことに驚く日々。 それはとても大切なことを取り戻すための作業のような気がして、 一日一日を丁寧に生きなくては、と思うようになったかもしれません。 私にとって今年の8月は、久しぶりに朝から晩まで、 頭の中が”仕事”とい

      • 原稿の中でおはなし

        7月に入り、2024年も折り返しになりました。 何十年も前から少しずつ膨らみ始めたものをようやく開放しようと、本格的に行動にうつすことができるようになった年であるなあと身に染みてきています。 6月は様々な方とお話をさせてもらう機会ができ、本当に色んな刺激や想いを受け取ることができてとても充実した日々でした。 私は3年前より、WEBライターとして活動を始めました。 ライターとして私が発信したいものってなんだろうか、この3年考え続け、ようやくしっくりきた仕事を始めることが

        • 生活科

          先日小学校で開催された交通安全教室にいってきた。 内容は、子どもたちが安全に登下校できるように、登下校の歩き方や横断歩道の渡り方、変質者に遭遇したときの行動を教えることがメインで、ついでに保護者は横断歩道での立哨当番(旗上げ当番)のやり方を学ぶ。 正直、平日の昼間だから仕事もあるし、めんどうがって来る人も少ないだろうと思っていたのだけれど、実際に行ってみたら40人近く来ていた。 みんな忙しい中、時間をわざわざ割いてまで足を運ぶ大人がこんなにもいることに正直ほっとした。

          やるだけやってみよう。

          新年度に切り替わってもう5月。 息子たちも晴れて4月から小学生と保育園生になりました。 今年度は夫も環境が変わり、私も新たな活動が始まったばかりなので 家全体が新スタートのふわふわした雰囲気の中、風の吹くまま流れに乗って4月は忙しく過ぎていきました。 G.W.が開けてみんなを送り出した今は、正直、やっとほっと一息つけた ところです。 私はやりたいことが一つあると、色んなことが偏る癖があるので、 もう少しまんべんなくというか…バランスよく色んなことができたら いいのにと、

          やるだけやってみよう。

          節目の時期にあれこれ

          3月も終わりに近づいてきて、卒業式やら修了式など、あちこちで節目の言葉を聞くようになった。 私の節目のときは、いつもこの位の時期どんなことを思ってたかな。 過ごし慣れた環境を去らなければならない寂しさは感じていたけれど、割と新しい環境への期待感の方が上回っていた気がする。 だからこの時期になると、また何か新しいことが始まるんじゃないかと妙に気持ちがそわそわしてくる。 今年は息子達の環境がガラリと変わる年だ。 慣れない環境でまた体調を崩したり、お友達と喧嘩をしてしまった

          節目の時期にあれこれ

          春の足音

          ずっと憧れていた一眼レフカメラ。 …ついに買ってしまった。 もともとつかう予定もなく、ただただ貯まっていった自分のお金。 ここぞ!という時に備えていたのだけれど、特にそんな場面もなく、今後もそんな場面が来ることはないだろうと思い、どうせなら欲しいものに形を変えようかとこの一年考え、先日ついに、私のお金はカメラへと形を変えた。 買ったら満足してしまった…なんてことにならないように、とりあえず遊びで色々撮影してみたら、思いのほか楽しい。 一眼レフを触るのは前々職以来なので

          春の足音

          毎度の作業

          次男が生まれてから、スマホのデータがパンパンになりすぎないよう、撮影後にお気に入りだけ残しておくよう気を付けていたつもりだったけれど、案の定すぐに容量がパンパンになってしまう。 下の子の時は上の子に比べて写真の枚数が減るって、親世代から聞いていたけれど、手軽に写真が残せる現代は、兄弟が増えた分だけ撮影枚数も倍近いく増えていく。 次男の成長記録はもちろんのこと、長男も成長し、できることが増えたのでその分残しておきたい瞬間もさらに増える。 ましてや兄弟同士の絡みなんか最高す

          毎度の作業

          日記

          去年の10月から日記を始めたのだけれど… 気付いたら1年も経っていたなんて。 日記は昔からちょこちょこやっていたんだけれど、続かないことが多くて、放置されたノートは勉強用のノートに切り替えることが大半だった。 そんな断念してばかりの日記をまたつけようと思ったのは、ちょうど一年前にディズニーランドに行ったことがきっかけだった。 上の子が物心つき始めたので、今、行ったら絶対楽しいだろうなと思い、急遽計画。 計画したはいいものの、大嵐と大寒波というシーズン一の悪天候に見舞わ

          秋の夜更けに日々のあれこれ

          10月に入り、ようやく秋らしい気候になってきた気がする。 庭で育てていた夏野菜たちが、酷暑から解放され息を吹き返したかのように元気を取り戻して再び実をつけ始めた。 一つ隣の畝にはサツマイモのつるが盛り盛りになっているというのに。 異常気象は、こんな小さな庭にも異常をきたしている。 こんな小さな変化がそこかしこに散らばっているんだから、大丈夫なわけないよね。 しばらくきゅうりの漬物は困らなさそうだなぁ。 季節の変わり目なので、またうちのおチビが風邪をこじらせるのではないか

          秋の夜更けに日々のあれこれ

          意識

          入院の付添い生活が始まって、早数日。 1日のほとんどを子供と一緒に病室で過ごすので、メイクもしなければ、部屋着のまま1日を過ごす日々。 もちろん朝夜着替えている方もいると思いますが、私は荷物を最小限にしたいので、1日1着で過ごしています。 病院内は常に一定の温度に保たれているし、エアコンの温度も調整可能だから、冬でも半袖で十分。 (喉はやられますが…) お医者さんや看護士さん、清掃スタッフもみーんな半袖。一年中半袖。 これならユニフォームも一着で済むから楽ですね。

          3度目の入院

          次男坊が入院。 産まれてまだ半年も経っていないのに、3回も入院することになってしまった。 1回目はミルクの吐き戻し、2回目は肺炎、3回目は気管支炎。 長男の保育園でもらってくる風邪を、ほぼ毎回もらい、こじらせてしまう。うつした本人には、なんちゃない、ただの風邪なんだけど、赤ん坊の身にとっては大事件。 普通赤ちゃんはお母さんの免疫をもらっているので、風邪をあまりひかないのだけれど、どうも長男坊がもらってくる菌は凄まじいらしい。 痰や鼻水をうまくだせず、顔を真っ赤にして咳

          3度目の入院

          気付けば夏

          真冬の出産から、あっという間に、気付けば夏。 ようやく買えたお気に入りのストーブの定位置には、古びた扇風機が居座り、今日も元気に首をくるくる動かしています。 お産は母子共に健康に終えることができました。 貴重な体験を忘れないうちに、手が空いたらnoteに記そうと思っていたのですが、手が空くようになった頃には、季節が夏に変わっていました。 本当にタイムワープしたんじゃないかと思うくらい、毎日が瞬足で過ぎていきます。 あぁ、ほら、また、私を呼ぶ声が聞こえてきました。笑

          気付けば夏

          久しぶりの五感のフル活用

          妊婦健診の帰り道。 ふと、残り少ない自由な時間を使って、久しぶりに出かけてみようと思い、近くのギャラリーに絵を見に行くことにした。 時計をみると、思っていたよりも検査に時間がかかってしまっていたのか、11時半をまわっていたので、ギャラリーの近くにできた新しいカフェで、先に腹ごしらえをすることに。 駐車場の側に公園があったので、公園の中を少しだけ歩いてからカフェに向かった。 思えば、お腹が重くて歩くのが大変になってからは、ほとんど家から出ることがなくなっていたので、久し

          久しぶりの五感のフル活用

          新年の抱負

          体が重い。 あぁ、本当に重い。 妊婦ってこんなに体重いんだっけ。 夜、ベットに上がって布団の中に入ることすら、簡単ではなくなった。 寝る前に靴下を脱ぐだけの動作ですら、足がつりそうになる。 眠る体勢も仰向けは苦しくて眠れないので、左側を下にして眠る『シムス体位』という体勢で眠りに入るのだけど、眠ったときから目覚めるまで、ずーーーーーっと同じ体勢。 だから、夜中に何度か体勢が辛くて起きる。 反対方向に体の向きを変えるだけで、うなり声の様な声を出してしまう。 朝、や

          新年の抱負

          雪虫

          「雪虫がたくさん飛んでいると今年は寒くなるよ~」 小さいころからそう言われていたせいか、雪虫を見かけると冬の訪れを感じるようになった。 雪虫の見た目も、綿雪の様にふわふわでかわいい。 進行方向に手をかざすと、手にとまってくれるのがまたかわいい。 子どもの頃はこの方法で雪虫を沢山つかまえて、ティッシュでいっぱいにした箱に入れていた。 私自身は、温かい場所を提供しようと親切心でやっていたのだけれど、雪虫たちからすると、めちゃくちゃ迷惑だし、怖かっただろうなあと思う。 子