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熱中症と闘った4日間~西日本旅行記(3)・広島で新サッカースタジアムを見学する


小倉から広島へ

翌朝、いつもより早く目が覚めて前日に締め切れていなかった勘定を整理して、ホテル最上階の朝食会場へ。
開場前だというのにそこそこ並んでいました。
担当のご挨拶を経て入場し、食べるものをピックアップして席につけば。

関門海峡と手前に小倉港とミクニワールドスタジアム北九州(北九州スタジアム)が一望できるのでした。
ただ、こちらはそれを眺める余裕も無くとにかく朝食を押し込んでいましたが・・・。
珈琲を持って自室に戻り、パッキングをしてチェックアウトして小倉駅へ。
お土産に目移りすることなくEX-ICで入場して新幹線のホームに。
のぞみを待つ客を背にこれに乗り込みました。

N700系8000番台(JR九州車)

みずほ600号鹿児島中央発新大阪行き。
JR九州車でしたので向谷実さん作曲のチャイムが聞けました。

ノーマルの指定席とは雲泥の差

のぞみとは雲泥の差の指定席に少しだけ身をゆだねて、広島におよそ四半世紀ぶりに降り立ちました。

広島駅に着いて

ホテルに荷物を預けるべく駅前の新幹線口を歩いているとこれが。

広島テレビ(広テレ、日本テレビ系列)。
駅前に移転していたのですね。
それ以外でも新幹線口は再開発が進んでいました。
メインになる方は大規模な再開発工事が真っ最中で、商業施設も閉鎖されていましたし。
ホテルから広島駅に向かい直すと、門司港以上に害国人だらけで日本語がほとんど聞こえないこれまた有楽町のガード下にいるような世界線の中、自動券売機でモバイルSuicaも含めてチャージをしてこちらに。

800形(1983年製)

広島電鉄広島駅電停。
狭いスペースに各方面に向かうホームがコンパクトに配置されています。
ただこれも再開発で電停自体が新設される駅ビルの2階に移転することが決まっていて、それに伴い広島駅へのアプローチも大幅に変更となります。
写真の5号線はその経路変更をまともに影響を受けます。
5号線の沿線に住む客は直接広島駅に行けない可能性もあるそうですし。

3900形(1991年製)「グリーンライナー」
1000形「グリーンムーバーLEX」(2014年製)と5200形(2020年製)「グリーンムーバーAPEX」

そして、これに乗り込みました。

2号線、広電宮島口行きのグリーンムーバーAPEX。

3950形(1998年製)「グリーンライナー」

広島市の中心部を眺めながら原爆ドーム前電停で降車しました。
当然こちらへ見学にいきました。

原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
何かを訴えているように思いました。
そして元安川対岸の平和記念公園がある旧中島地区を見てから、大通りを反対側に渡ってひろしまゲートパーク(広島市中央公園)へ。
元々は旧広島市民球場が建っていて、新市民球場(マツダスタジアム)へ移転後閉鎖・解体されて公園になりました。
大きなイベント広場を囲うようにショップやカフェなどが設置されています。
おそらくミレニアムやZ世代の連中には旧広島市民球場という存在自体が分からないでしょうけどね。
その公園の一角にあるスタバで一息つきながら、あるモノをお買い上げしていました。
(広島駅改札前の店は笑けるくらい激混みでしたので・・・)
そして、店を辞してゲートパークを北へ向かい大通りを歩道橋で渡ってこの日のメインイベントである所へ向かいました。

エディオンピースウイング広島

ひろしまスタジアムパーク側から
バックスタンド側のエントランス

エディオンピースウイング広島(広島サッカースタジアム)
2024年2月に竣工したスタジアムです。
指定管理者はサンフレッチェ広島の運営会社が担う形になっています。
この日はゲームがありませんでしたので、バックスタンドの一部が開放されていました。

バックスタンド
最前列からの眺め。

個人的には埼スタは言うに及ばずパナソニックスタジアム吹田より良いかなとは思いました。
(吹田はグランドオープン後2回行っていますが、埼スタは17年近く行ってません)
その中でこちらに行ってきました。

保管の都合上、紐は切っています

スタジアムツアー。
新幹線の次に予約しました。
スタジアムバックスタンド側1階の広島サッカーミュージアムで受付して、開始時刻5分前にこちらに集合しました。

キャプテン翼のピースウォール。
趣旨に賛同された高橋陽一先生が描き、向かって左端には高橋先生のサインも入っています。
ここで20名近くの参加者が集まり、スタッフ2名がエスコートする形で、スタジアム各所を見て回り、最終的にはピッチからバックスタンド側にあるサッカーミュージアム横に出て解散という行程でした。

VIPエリアのシート
ピッチへの階段
ベンチのシート(掘り下げ式)
ピッチレベルから(ビジョンのサイズは新国立競技場と同じだそう)

ツアーの中身については他の方のを見てください。
もっと詳細に書いている方は絶対いるでしょうから。

ちなみに土曜日のコースですから参加者は多種多様な形態でした。
家族連れ、サポーター連れ、友達連れ・・・、何となく「ぼっち」は私だけだったような気がします。
ちなみに主に説明したスタッフさん(若い女性)はずっとマスクをされていて大変そうだなぁとは思いました。
かく言う私もほぼずっとマスクをしていましたが。
しかも雲一つ無いカンカン照りの中。
海風があるだけ前日の北九州よりは良かったですが、それでも暑かったです。

で、私が行ったときはひろしまスタジアムパークが開業直前だったと言うことで閑散としていました。
おそらく今週末にサンフレッチェ戦で行くであろう青赤イナゴ達が食い散らかして広島の経済に貢献するのでしょうけど(苦笑)。

暑さにやられながら広島駅へ

そしてスタジアムを辞して、意識が遠くに行きかけながらひたすら北上して祇園新道(国道54号)に出て、眼前に見えたマクドに入店。
てりやきマックバーガーセットを発注して、WAONで決済。
貪るように食べていました。
で、ドリンクでも足りずに手持ちの水も入れて氷水状態で飲み、一息ついて店を辞して、再び大通りを北上してこちらに。

アストラムライン新白島(しんはくしま)駅。
広域公園前行きに乗り、広島市内を太田川沿いに北上して、大町へ。
これに乗り換えました。

行き先表示は折り返しの「あき亀山」

可部線の広島行き、227系「Red Wing」。
國鐵廣島と揶揄されていたくらいに国鉄型車両ばかりだった広島地区の置き換えのために導入されました。
運良くクロスシートに着席に成功し車窓を眺めていました。
広島市内を走っているのですが、どこかローカル線な風情を抱きながら太田川沿いに南下して、横川から山陽本線に入って広島へ。
横川でも大量に降りていきました。
横川駅にも広電の電停がありますので、そちらから市内中心部の紙屋町へ行く方も多いのかなとは思いましたが。
(可部線ユーザーが宮島や岩国方面に向かうとも思えませんし)

ちなみにこの日は第106回全国高等学校野球選手権大会広島大会の決勝(広陵対広島商)がマツダスタジアムで行われていてそれが終わった時間にかかってしまったらしく、動員されたと思われる観戦帰りの高校生達が大挙して広島駅におりました。

ちなみに広島駅を出入りする電車はその227系に統一されましたが、違う意味で話題になっている芸備線はこれが当たり前のように走っています。

下深川(しもふかわ)行き、キハ40系2両編成(1両×2)。
エンジンの騒音と油臭い匂い、首都圏色と言われているカラーリングと更新工事は施工されているとは言えそのたたずまいに国鉄マニアがキュンキュンするだろーなぁとは思いました。
ちなみにその次の三次行きは、2両のうち1両は三次から塩町経由(広島の)府中行きになりますという案内表示が見えました。
うーんそう使うか・・・とは思いました。

ホテルに入って

で、改札を出場してekieでお土産物をリサーチして、熱中症でフラフラになりながら宿に戻って預けていた荷物を受け取ってチェックイン手続きをして、チェックイン時間とともに部屋に。
もうどこへ行く気も湧かず、さらには広島焼すら口にする気にもなれず(ホテル界隈にもそういう店が無かったようですし、ekieにあるのは長蛇の列)、気力を振り絞ってホテル近くのCVSで夕食を買い込んでホテルに籠もりました。
ちなみにサントリーの天然水は奥大山で、ホテルの自動販売機にはこれが売られていました。

カープチューハイ。
お土産に持って帰れなかったのが今になると残念でしたが。

そして、部屋のテレビで暑熱対策のため変則開催になっていた中央競馬の中継を見ながらボーッとして、18時になって買い込んだコンビニ飯を頬張っていました。
本当であれば広島を味わうべく外出するのでしょうが、ホテル周辺にそういう店がほとんど無く、あったところで東京にもあるチェーン店でしたし、それならばコンビニ飯の方が外食するよりも安上がりだし・・・と割り切りました。

ちなみにこの日は広島港で花火大会があったそう。
実は広島駅に戻ってきたときに若い浴衣姿の男女が多いなぁと思ってG先生に尋ねてみたら・・・でして。
実は広島駅に戻ってから広島港がある宇品(うじな)方面へ行く予定を考えていましたが、広島駅のヒトの多さに幻滅したうえにその花火大会も相まって、さらに行く気力を喪失してホテルに籠もることにしたくらいですので。

熱中症が尾を引いたのか、夜も相当早く床につくのでした。
流川(ながれかわ)や薬研堀(やげんぼり)が相当盛り上がっているだろう時間に。

※(4)に続く。

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