2年で100冊レビューしたらやめる物語。part2

宮下奈都　スコーレNo.4  (続編つぼみ)

私が初めて読んだ小説は、宮下奈都さんの羊と鋼の森だった。そこで宮下奈都さんの気持ちのいい文章の虜になった。読んでいても全身に血液の巡りを感じる。自然を身近に感じる。気持ちの良い場所に引き込んでくれる。本書の主人公である麻子ちゃんは自信がなく、いちいち周りの人ならどうするかなんて考える。そんな麻子ちゃんが幸せになって欲しいと思いながら読んだ。もちろん麻子ちゃんにも皆んなにもあるに強いところがあった。共感するところもあった。

家族、兄弟、友達、恋人、自分、職場、過去、立場で悩んでいることがあれば、読んでみてもいいと思う。成長日記のような作品。
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