なんて素敵な日だ

雨が窓に当たる音で目を覚ました。

今日は良い日になる。そう確信した

すぐにベッドから這い出ることはせず、

雨の音を聞きながら、布団のぬくもりを味わった

ここですぐに携帯の画面を見るのはもったいない気がして、

ゆっくりとゆっくりと気のいくまでこの時間を楽しんだ。

顔を洗おうと、部屋の扉を開けると

2階の廊下には吹き抜けを伝って、コーヒーの香りが漂っていた

目を閉じ、朝の優しい光と香りに身を委ねた。

こんな贅沢な時間を過ごせるなんて、なんて素敵な日なんだろう

冷たい水で顔を洗い、朝の新鮮さを感じる

いつもならここでコンタクトをつける。

でも、まだふんわりとした朝の時間を味わいたいと思い

今日はメガネをかけて、リビングに行った

いつもなら飲まないコーヒーに手を伸ばした。

食器棚から来客用のコーヒーカップを取り出し

丁寧にコーヒーを淹れた。

椅子に座り、テレビはつけず、静かなリビングで

PCを開いた。

光、空気、温度、匂い、音

今、自分と関わる環境全てが私を幸福へと導く

この時間を丁寧に感じ取りたい

と、noteに書き記す。