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辞書ほどに重き瞼や夜半の秋
皆さまごきげんよう。
昨晩はお夕飯を頂いてから本を読んでいたところ、いつの間にか寝てしまいましたわ。西洋史のお勉強をしていたのですけれども、難しくって瞼が重くなってしまいました。
わたくしご飯を頂くとすぐ眠くなってしまう癖がありまして、それが厭でお昼ご飯を食べないこともありますわ。午後の授業って眠くなりますわよね。
さて、ということで最近読んだ本を思い起こしていたのですけれども、學問の本以外を殆ど読んでいないことに気が付きました。前はもっと少女小説なども読んでいたのですけれども――。それに俳句論の本も色々と揃えたのですけれども、まだ全然読むのが追いついておりませんわ。
最近読んだお勉強以外の本ですと、わたくしが気に入ったのは以前お勧めいただきました、レ・ファニュ『女吸血鬼カーミラ』は耽美な空気が一冊の中に流れておりまして良かったですわ。
それと、これはわたくしの趣味が全開なのですけれども、寺田寅彦・松根豊次郎・小宮豊隆『漱石俳句研究』の初版を入手できたのが今年一番嬉しゅうございました。
こちらは、漱石さまの俳句について各々が議論をしていくという内容でして俳句作りや俳句を批評される方には樂しめる一冊かと存じますわ。
他には吉屋信子さまの「花物語」は女學生であれば必読かと存じます。
わたくしが改めてご紹介するまでも無く少女小説を代表するような作品ですから多くは語りませんけれども――。
他にもご紹介したい本が沢山あるのですけれども、それはまた機会がありましたら書いてみたく存じますわ。
そして、わたくしは今月のお小遣いが沢山の本に消えてもう無くなってしまいました――。
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