喉のつまり感
皆さま、こんにちは!
朝晩と日中の気温差などから、のどのつまり感や違和感を感じる方が増えてきています。
○梅核気
○ヒステリー球
○咽喉頭異常感
などと呼ばれるこの症状について中医学的にお話ししていきますね!
中医学的に、のどのつまり感が起きる原因は
「肝気鬱結(かんきうっけつ)」
「肺と胃の流れの失調」です。
肝気とは
自律神経や情緒の安定を担う"肝"が健やかに動くための巡りの事を指します。
肺気とは
宣発と粛降(せんぱつとしゅくこう)と言って、全身と体表に発散する働き(酸素と栄養を回す事と、汗をかく事)と、吸い込んだ酸素を腹や腎に降ろしてあげる働きとあります。
胃気は食べ物を下に下に流す事が正常な流れとなります。
例えばモグモグした食べ物をごくんっと飲み込んだ時、
食道を通って胃の方へと流れていきますよね。
これ、健康であれば逆立ちしてても流れていくんです。
これが胃気。
のどのつまり感は、これらの気が停滞して、"のどになんかある様な感じがする"状態なんですね。
よく使われる漢方薬では半夏厚朴湯というお薬がありますが、
このお薬は正に気を巡らせて、正しい流れに導いてくれるお薬です。
梅核気だけでなく、胸の苦しさ、胃の不快感、不安感にも使います。
肝気、肺気、胃気を正常に動かすのに胸を張った姿勢と深呼吸(吐く息を長く、吸う呼吸は普通でOK)がおすすめです。
前屈みの姿勢は肺だけでなく胃を含めた内臓も圧迫してしまいますので苦しくなってしまいますね。
腰を痛めない様に反らない様に気をつけながら深呼吸していきましょう!
それでは!!
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