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おトイレ近い。
皆さま、こんにちは!
秋のセンチメンタルにおちいってませんか?
朝日を眺めながら深呼吸して、落ちすぎない様に意識してくださいね。
さて、今回はお小水事情について。
過活動膀胱や冷えから近くなるものですが、中医学的に解説していきますね!
膀胱は"腎"という概念と関係が深い部分。
中医学での腎の働きは泌尿器系だけでなく、ホルモンなどの内分泌系、生殖器系の機能を司っています。
○「 腎は寒さに弱い!」
五行に配当した時、腎は水、冬と関係が深くなります。
冬は汗をかく頻度が少ないので、老廃物の排出に腎の負担が大きくなる季節。
また、寒さ、加齢、過労、飲食不摂生でも充分に働けなくなります。
冬は寒くて膀胱が収縮し尿を溜めづらくなるので頻尿になるんですね。
夏に冷たいものをよく摂っていた方や、普段から冷えを感じる方は
内臓の温かく保つ機能が低下しているのでおトイレが近くなりやすいです。
○「 過活動膀胱 」
原因は様々です。
脳との関係や精神的なもの、筋肉の低下や原因がわからないものまで。
膀胱が勝手に収縮してしまうために昼間8回以上、夜も1回以上トイレに行ったり、
急で強い尿意を感じたり、
トイレまで間に合わなかったり。
中医学的にはこちらも"腎"のケアと、筋肉は"肝"と関係がありますので、この2つの臓のケアでアプローチしていきます。
🌿🌿養生🌿🌿
腎のケアといっても、個人個人で腎の弱まりがどう現れているか違います。
冷えている人もいれば、火照る人もいます。
元気が出なくて足腰に力が入らない人もいます。
ただ、「冬にトイレが近くなる」という症状があるならまず冷えない対策は必要かと思います。
・冷たい飲食を控える(特に夜)
→晩酌で飲む冷たいビールなどは美味しいですが、トイレが近くなる原因になってます。
やめた方がトイレストレスは減りますが、これに関してはお任せします😅
好きなものを我慢するストレスと天秤にかけてください。
・腰回りを温める
→腹巻きやカイロなどをうまく使って、腰の仙骨部分、下腹部を温めてあげてください。
・カフェインを控える
→これはお酒もそうですが、コーヒーやカフェインの強いお茶は控えた方が良いです。
辛い方は朝から昼過ぎまでにして、夕方以降は摂らないようにしてみると、それだけで軽減する場合もあります。
・疎肝( リラックス )
自分の意思では動かせない内臓の筋肉は自律神経が支配しています。
膀胱が硬くなるのも緊張が解けてないから。
「さあ、今からリラックス!!」と言ってもすぐできないし、内臓もすぐには対応できない方が頻尿になってます。
普段から、「今から10分間はリラックスタイム」など、頭も休めてあげる時間をとり、メリハリをつけてあげる事も大事です。
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膀胱が温かく柔軟であれば、
適度なトイレの回数で、一回の排尿でスッキリできますよね。
頻尿と効能効果に書かれている漢方薬はどれも補腎薬です。
冷えを感じる方なら、そこに胃腸を温めるものもプラスするとより効果を感じやすいかもしれませんが、
それは漢方に詳しい方にご相談を☺️
それでは!!!
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