女性は目立つのが嫌い?多様性に思いを馳せる
こんにちは。平岡まおです。
最近 twitter に流れて来て知った本
「なぜ女は男のように自信を持てないのか」
を読みました。
原著のタイトル(The Confidence Code, 自信の暗号)にもある通り、「自信」がテーマで、
・自信とは何か
・どうやったら測れるか、育めるか
・生まれ、育ちによって決まる割合
などを多方面から調査・検証して書かれています。
この本を読んで、
・自信がないことによって損をすることがある。
・自信は行動することによって育むことができる、
という教訓を得ることができました。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
日本語タイトルで協調されているように、この本は男女の性差についても記述しています。
本の中で、女性よりも男性で持っている人が多い性質として、
・目立つのが好き
・失敗してもくよくよしない
が挙げられています。
これ、動物の性質としてはすごく納得がいくな、と思いました。
鳥も、さえずりでアピールしたり、見事な飾り羽を披露したりしているのは、ほとんどの場合オスです。
ライオンのオスも立派なたてがみをもっていますよね。
明らかに、目立つための特性です。
理由は、ちゃんと研究している方もいらっしゃると思いますが、私は以下のように考えています。
子どもを産むために使う労力・時間は、オスに比べてメスの方が圧倒的に多いです。
そのため、メスは、受け入れるオスを吟味します。
オスがメスに受け入れてもらうためには、他のオスと比べたときに自分を選んでもらう必要がある。
必然的に競争が発生します。
一方メスは、子供を産むためだけなら別にオスの一番にならなくてもいい。オスが比較するのは、メスと他のメスではなく、メスと子作りの労力でしょう。
メスとメスの競争は発生しません。
目立つのが得意でなく、敗北に耐性がなかったら、オスはやってられませんよね。
そんなわけで、男女の性格に差があるのは、自然だと思うのです。
もちろん人間社会での生き残りの仕組みはそんなに単純ではなく、子育てまで含めたときの労力には、男女でそこまで差がないかもしれません。
それらは、生存に有利な男女の特徴の差をもっと曖昧にしているでしょう。
ただ、(男女に限定せず)生まれもった差があると認めた上で、その差を活かす・尊重することで生きやすい社会ができるのではないかと、改めて多様性に思いを馳せました。
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