孤 独 は ゲ ー ム 。 b y 藤 井 風
先日、「藤井風テレビ」を観た。
シソンヌは元々すごい好きだし、ヒコロヒーさんもサバサバッとしてる感じが好き。どのコントもあたたかく、癒された。
風さんって、あんな顔濃くてイケメンなのに、喋るとなんだかかわいらしい。ギャップがまたいいよね。で、歌ってるときはまた別の顔になって。。みたいな、魅力が止まらない人だ。なんだろ、うまく言えない・・ 魅力があふれてる?でもって、自然体だし。なかなか見かけない感じの、アーティストさん。
コントはたのしく見て、後半のライブはぐっと魅入った。やっぱ音源だけより歌ってる姿を見ると、より引き込まれる。
観終わった後、なんとなーく聴かないでいた、藤井風さんのいちばん最新のアルバムも聴いた。その中では「きらり」「まつり」あたりが好きだなと思ったのだけど、ひとつ、歌詞が刺さる曲があった。
「ロンリーラプソディ」という曲。
この曲のなかに、こんな一節があった。
「孤独なんてゲーム」
「みんな一人でしょ」
なんだか、胸に刺さった。
ここ最近「孤独」だなぁ、って思ってたから。
そして、寂しさにしんどさを感じてたから。
でも究極、皆「孤独」なんだ。
皆「一人」なんだ。
でも、「みんな一つ」。。
そう思ったら、すこし、心が軽くなったような気がして。
深い歌詞だなって思った。
ここんとこ、とてもしんどくて。心が。
金銭的にもさらに追い詰められて、常に気持ちが落ち着かないし。
また社会に出て行くのが怖く思えて。
自分が、社会不適合者なような、ダメ人間のような、そんな気がしてきてしまっていた。まさに、どん底。
普段日々を送るなかではなかなか出てこない、自分の奥底に眠っているネガティヴな気持ちたちが、じゅわぁーっと表面に浮き出てきた感じがした。
今は好調だと思っている時にも、実は自分のなかにあるもの。常に、あったもの。
出てきてくれて、ありがとう。
なんだよね。
で、出てきてくれたそれらの気持ちを、もう離さないぜっ!とばかりに首ねっこつかんで。それを持って、カウンセラーさんに吐き出してみた。
わたしが今お世話になってるのはボランティアカウンセラーさんで、電話代だけで話を聞いてくれる。ボランティアカウンセラーさんはたくさん話を聞いて腕を磨きたいので、ボランティアだけどWINWINな感じ。自分にとってはとてもありがたい。
で、いま思ってることをぜーんぶ吐き出してみたら、カウンセラーさんいわく「社会に出るのがこわい」と思える気持ちは、お父さんとの関係から来ていることが多いんですよ。なので、お父さんとの関係を癒すと、そういった気持ちが少しずつ良くなっていく可能性があるんですよね。
とのこと。
で、プロのカウンセラーさんはセラピーとかやっているので、そういったものを受けると良いかもしれないけれど、料金は安くはない。でもボランティアカウンセラーさんと話していく中で掘り下げていくことは出来る。ということで、次回はその辺りを掘り下げることになった。
なかなか上手くいかないお仕事のことに関して、すこし、解き明かされるのかも・・ と、希望のひかりが見えてきた。
どん底にいると、ぜんっぜんポジティブな気持ちになれないのだけど、どん底にいることで、分かることもある。自分が一番見たくない自分をしっかり見れるからこそ、自分が望む未来へ進める可能性も出てくる。
なので、それを知ったら、すこしだけ前向きな気持ちになれた。
わたしは今、最悪だけど、良くもなれる。
今ちゃんと自分に、向き合えば。
泥に足をとられて、うわぁ、って感じだし
夜になれば、おえっ、て位、しんどくなるけど・・・
一筋のひかりは、あるんだ。
それを、見失わないでおこうと、思った。
タイトル画には、みずたまさんの「ひんやりする世界」という絵をお借りしました。
いつも、ありがとうございます。
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