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逸る足音、遠い夜空(詩)/ひと色展

なんだかんだ起きていることになってしまった
午前三時 逃してしまった青い鳥
ただ見つめて立ち尽くしていたGravity
用意してた網は魚用 呆れ果てた

イミテーションわかりきってて身に着けた
変な気分 失くしてしまったプライドを
疑いながら歩いて行ったの 地下室へ
揺らめいてる自分隠しては泣いていた

今日の君はどんな声で鳴く?
たった一つ自由求めてる
わかりきってる そんな真実は
無理して戻ってこなくていいよ
それが君の選んだ道なら


繋ぎとめた暗闇にとらわれはためいた
勇気の旗 おろしてしまった瞬間に
モノクローム 浮かんだ思いを打ち消して
残る甘さ全て噛み砕き飲み込んだ

深い青と初夏を告げてる紫外線
空に向かい飛んで行ったあの背中
思い出してはため息ばかりのDays
音もしない 甘んじて受け入れる現実

昨日の君は今どこにいる?
たった一つ言葉覚えてる
名前を呼んだ あのときだけは
嘘じゃないこと確かめて
それを全部忘れるように


空を裂いて雲を渡って
明るい世界 君は目指すの?
二人の夜が消えていった
あの色のこともう忘れたの?


明日の君はどこにいるだろう
たった一つ理由知っている
隠すのうまい その心は
空っぽのような陽気の中に
光って人を惹きつけ続ける




イシノアサミさんの企画に参加させて頂きます。ひと色展の開催に至るまでの一連の流れをずっと記事で追っていたので、再びいろの子たちが集まるのだと思うととても楽しみです。

たくさんのいろの子たちから今回はピーコックブルーという綺麗な青を選んでみました。この詩のテーマは青い鳥なので、イメージする色合いも近くて活発そうなこの子がぴったりだと思いました。

イシノアサミさん、素敵な企画をありがとうございます。
よろしくお願いします。






前回金沢での開催時に展示して頂いた作品はこちらのいろの子たちでした。


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ちょこ
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