カレーライスのルー、右に盛るか左に盛るか…
随分と長く、noteから離れてしまいました。
皆様こんばんは。
5月辺りからか、お仕事のストレスが凄くなりまして、
「今のメンタル状態で文章を作ってもダークサイドを剥き出しにしてしまうだけだ。」
と、noteから離れておりました。
しかし、そんな状況にもようやく落ち着きが見えてきました。
よし、今なら文章を書いても問題無いだろうと思い、早速作ってみました。
まあ、唐突に書いてみたい話題が出来たから、というのもあるのですが、キッカケなんてどんなものでも良いのですよ。
その話題がこちら、
「カレーライスのルー、右に盛るか左に盛るか」
です。
「カレーライスのライス、右に盛るか左に盛るか」
でも構わなかったのですが、ライスライスと続いてしまい文が美しくないので、ルーで行きます。
しかし、ホントどうでも良い話題ですね…
皆様は、皿上に半々で盛られたカレーライスを見て、どっち向きにして召し上がられますか?
これは私の密かな疑問でした。
まあ、疑問に思い始めたのは昨年くらいからですが。
右利きな私は昨年までの29年間を迷いなく、ルーを左側、ライスを右側にしてカレーライスを食してきました。
しかし昨年、ある飲食店で注文したカレーライスが、ルーを右側、ライスを左側にして提供されました。
その時は迷わず皿を180度回転させていつも通りの向きで食べたのですが、
(もしあの向きのまま食べたらどうだったのだろう…)
と、食べ終えて暫くしてから急に気になりました。
いや、味は変わらんけどな。
次にカレーライスを食べる時は、ルーを右側にして食べよう。
そんな薄っぺらい決意をして本日2024年9月1日、ようやくその時は来ました。
私は今日、カレーライスを注文しました。
別にこの1年間、カレーライスを一度も食べなかった訳ではありませんが、決意が薄っぺら過ぎて忘れてました。
今日ももちろん忘れてましたが、本日選んだ飲食店では、ルーが上側、ライスが下側に盛られて提供されました。
上下のパターンもあるのかと思い皿を左へ90度回転させた時に、1年前の薄っぺらな決意を思い出しました。
すぐさま皿を右へ180度回転させてルーを右側にシフト、私はしょーもない好奇心を胸にスプーンを持ちます。
(※皿を何回転もさせるのは大変テーブルマナーが宜しくないので、真似をしてはいけません。)
ルーが左側の場合、ライスを右→左に切り離してから、ルーを掬って切り離したライスへとかけ、またライスを掬ってようやく食べれます。
3工程です。
しかしルーが右側の場合、なんと、ライスを左→右に切り離してから、切り離したライスごとルーも掬うことでそのまま口に運べます。
2工程です。
画・期・的!!!
これが「頭を使う」という事かと、私は感激しながらカレーを食べます。
私はカレーの向きに拘ることで自らの行動の無駄を削りました。
これが工夫。
人間が持つ知性の証。
また1つ賢くなってしまった。
明日会社に出勤したらこれを職場の人にドヤって広めよう。
どうせ冷めた反応されるだろうな。
そんな心底どうでも良い事を思いながら食べてましたが、途中で皿を左へ180度回転させます。
理性「おいおい、何をしてるんだ?なんでまた皿の向きを戻して食べづらい事をしてるんだ?」
感情「だって、29年間ルーを左側にしてきたんだぜ?いきなり習慣を変えても違和感しか勝たんよ。」
理性が感情に負けた瞬間です。
「長年の習慣」という圧倒的強者の前には、「効率性」なんて理性の叫びは鈴虫程度の声量にしか聞こえません。
そして私は今日も、1つ賢さを捨てました。
しかし、ルーを上側にして提供する店もあるのか。
店側が意図的にしたのかたまたまなのかは分かりませんが、今度試してみたいですね。