見出し画像

下仁田ホワイトグリーン ジョイフル本田オリジナルご当地インク ジョイフル本田×SAILOR

今日は、ジョイフル本田オリジナルインクである下仁田ホワイトグリーンの紹介をします。

関東で16店舗を展開するジョイフル本田では、店舗が立地する県の自然豊かな景色や特産を表現したオリジナルインクを販売しています。

下仁田ホワイトグリーンは群馬県のご当地インクとして作られました。その名の通りネギを彷彿とさせる淡い黄緑色をしています。

下仁田ホワイトグリーン×トモエリバー/クリーム

トモエリバーに書いたもの

トモエリバーはにじみやかすれが起きにくいという特徴を持ち、しっかりとした書き心地をしています。今回はクリーム色の用紙を使用しました。

インク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はプレジールの中字Mとガラスペンの中字Mを使って書きました。

灰色みの強い淡い黄緑色にも、緑みのある淡い灰色にも見えます。文字の所々に黄色のにじみが現れました。

色が淡いので視認性は低いです。とろりと優しい色合いが魅力なのでしょうがないと思います。しかしガラスペンで書いた文字であれば比較的読みやすいです。

下仁田ホワイトグリーン×iroful/イロフル

イロフルに書いたもの

iroful/イロフルという紙はインクの色・濃淡をくっきり鮮やかに表現できる特徴を持ち、しっとりとした書き心地をしています。

こちらもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はプレジールの中字Mとガラスペンの中字Mで書いています。

くすみが強く淡い黄緑色になりました。わずかに黄色のにじみが見えます。

下仁田ホワイトグリーンとイロフルの相性がイマイチだったのか、どの筆記具で書いても違和感がありました。黒板を引っ掻いているような引っ掛かりがあります。発色はとても美しいので残念です。

下仁田ホワイトグリーン×10 グラフィックに適した用紙

10 グラフィックに適した用紙に書いたもの

グラフィックに適した用紙はスライド式リングレスノートであるSlideNote(スライドノート)のリフィルとして発売されているケント紙です。絵を描くことに適した用紙ですが万年筆で文字を書くと滑らかな書き味が楽しめます。

こちらの文字に使用したのもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はプレジールの中字Mとガラスペンの中字Mです。

灰色みの強い黄緑色になりました。文字の所々に辛子色がにじんでいます。

この紙だと下仁田ホワイトグリーンの良さが存分に楽しめると感じました。視認性の高さと色の揺らぎやすさが両立しています。

下仁田ホワイトグリーン×MEETS TAKEGAMI A4 PAPER

竹紙に書いたもの

MEETS TAKEGAMI A4 PAPERは100%国産の竹で作られたサスティナブルな紙です。一般的な紙と比べて表面にわずかな凹凸があり、個性的な書き味をしています。

こちらの文字もインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はプレジールの中字Mとガラスペンの中字Mで書いています。

落ち着きのある明るい緑色に発色しました。所々にオレンジに近い黄金色がにじんでいます。

今回使用した紙の中では一番青みを帯びた色に発色しました。

下仁田ホワイトグリーン×ケント紙

ケント紙に塗ったもの

ダイソーのKENT PAPER(ケント紙)にインクを塗りました。

はがきサイズで厚みがあるので絵を描いたり色見本を作ったりするのに便利で重宝しています。

色の濃い部分と薄い部分を楽しみたかったので水筆を使ってラフにインクを塗りました。

少し土っぽさを感じる黄緑色です。色の淡い部分はわずかに黄みを感じますが、ほとんど色はありません。

水でぼかしながら描くのには向いていないインクかもしれませんが儚さを表現できそうな気もします。

まとめ:灰色にも黄緑にも見えるホワイトグリーンインク

下仁田ホワイトグリーンはくすみが強い淡い黄緑色のインクです。筆跡ににじむ黄色がいい味を出しています。

どんな色なのか一言で表現できない発色です。しかし「ネギの色」と言われると、そうとしか思えない色だと感じました。

機会がありましたらぜひ試してみてください。

いいなと思ったら応援しよう!

ふわふじこ
よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートは勉強代にさせていただきます。