アトラクションの香りを精油で再現? 香りで楽しむ「アナとエルサのフローズンジャーニー」
先日東京ディズニーシーのファンタジースプリングスというエリアに新設された「アナとエルサのフローズンジャーニー」というアトラクションを楽しんできました。こちらのアトラクションでは映画『アナと雪の女王』の物語を体験することができます。
東京ディズニーリゾートのアトラクションでは物語を引き立てるために香りが活用されていることがあるのですが、「アナとエルサのフローズンジャーニー」でも世界観の表現のために香りが利用されていました。
今回は「アナとエルサのフローズンジャーニー」で使われていた香りについてまとめます。自宅でアトラクション気分が味わえるように精油のブレンドレシピも一緒に記しました。
アトラクション自体のネタバレは一切ありませんのでご安心ください。
アトラクション入口から乗り場までの香り
アトラクションの入口を通り建物内部に入ると心が落ち着くようなウッディ系の香りがします。
精油で一番近いと感じたのはシダーウッド・バージニアです。シダーウッド・バージニアは「新築の香り」と表現されるほど木材の香りがします。
他の精油で近い香りがするのはヒノキやヒバです。しかしこの2種類の精油だと和のイメージが強すぎる気がします。
新しい建物なので木の香りが強いのか、あえて香りを漂わせているのかはわかりません。
ただアトラクションの待機列で木々の香りがしていることで並んでいる人たちの心が穏やかになる作用が生まれていると思います。待ち時間が長いとイライラすることも多いと思いますのでリラックス効果のあるウッディ系の香りがしているのは理にかなっているのではないでしょうか。
アトラクションが動き出した直後に感じる香り
アトラクションでの体験がスタートした直後には針葉樹林の香りがします。寒い地域で育つ木の香りです。
一番香りが近い精油はシベリアモミ(ファーニードル)だと思います。すっきりと爽やかで青さを感じるシベリアモミの香りはこのアトラクションで感じた香りそのままと言っても過言ではありません。
ただシベリアモミにほんの少しだけオークモスの香りも混ざっていたような気もします。あいにくオークモスの精油を所持していないため確認ができませんが、もし今後オークモスの精油を手に入れた際には香りを確認して追記したいと思います。
アトラクションを体験した際には木々の生い茂る山に一歩足を踏み入れたかのようにシベリアモミの香りにふわっと包み込まれました。この香りのおかげで『アナと雪の女王』の世界へと引き込まれます。
自宅で楽しむ「アナとエルサのフローズンジャーニー」の香りレシピ
「アナとエルサのフローズンジャーニー」の香りを再現してみました。
シベリアモミ5:サイプレス2:シダーウッド・バージニア2:ヒノキ1が一番アトラクションに近い香りになったと思います。すっきりとした木々の香りの中に少しだけ木材の苦みのあるブレンドになりました。
もっと材料を減らしたい場合はシベリアモミ6:シダーウッド・バージニア2もオススメです。シンプルな材料ですが寒さの厳しい冬の森の中にいるような香りになります。
更に減らす場合はシベリアモミ単体でも大丈夫です。これだけでも充分に「アナとエルサのフローズンジャーニー」の気分が楽しめます。
このブレンドレシピで作った香りを漂わせながら映画『アナと雪の女王』を観るとアトラクション気分が存分に味わえることでしょう。
まとめ
東京ディズニーシーの「アナとエルサのフローズンジャーニー」の香りについてまとめました。
今回作ったブレンドレシピはアトラクション気分を味わえるようになるべく近い香りを再現したつもりです。
結果としてアトラクションに興味がない方でも楽しめるような落ち着きのある香りに仕上がっています。すっきりとしたシベリアモミをベースにレシピを作ったのでルームフレグランスにも使えるウッディ系の香りになりました。
映画『アナと雪の女王』が好きな方とそうでない方も、ぜひ一度この香りを試してみてください。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。