メモはリンクで管理したいのです
前回に引き続きメモの管理の話
前回、メモ管理が面倒くさいのが駄目だって話をしました。
そうなんです、メモの管理を簡単にしたいんですよ。問題はメモが大量に存在するとどうにも探せなくなること。だから、大量のデータを何とかしないといけないのです。
というわけで、今日は管理方法の話題。
人間の頭の中を参考にしよう
人間が知識をどうやって管理しているか?ということをベースに考えてみました。いや、そんな事はわからない。もちろんわかりません。でも、何となくの感覚でいきます
人間が何かを探すときの動き
何となく、連想するものをどんどん辿っていくという思考をします。頭の中に保存されているものをエピソードだと考えると、エピソード間の関連性がどっかにあって、それを使ってデータをたぐり寄せているという感覚です。なんか、最近のLLMとか見ていると、エピソード間の関連性も頑張れば自動で何とかなりそうな気もしてきましたが、それは一旦棚の上に置きます。
すると、必要な物は関連性を定義するという機能。とりあえず、そういうことにしておきましょう。
人間が何かを思い出すときの動き
思い出したいものが何かを考えて、それに近いものを探していくという感覚ですね。なんか、これもLLMが…とか言いたくなるのですが、それもじっと我慢して棚の上。
すると、これはいわゆるところの検索になります。
複合パターン
たとえば、あのときに近いことがあったよな…とか、そんな感覚です。多分、直接繋がるものは見つけられないんで、まずは近いような気がするものを思い出す。それを起点として、近いものを探していく。そんな感覚。
この時、必要なのは「起点」。だから、いくつか探すときの「起点」となるものが必要になります。
この起点は、案外古ーい方法で管理しても何とかなるように思っています。
以上を踏まえてメモを管理するとき必要なもの
私は、以下の物があればメモの管理はなんとかなると考えました。
メモ間の関連性が管理できる
メモの検索ができる
起点となるメモに到達出来る
以上をベースにメモを管理するようにすれば良い訳です。
すると、必要な機能はファイルシステムなんかとは全然違う。Web のハイパーリンク的なものです。でも、ハイパーリンクの管理も面倒くさい。というわけで、面倒臭さを全部取っ払ってリンクするという機能があれば十分というのが私の考え方です。
というわけで、それを実装したメモソフトの EBt を実装しています。
とりあえず今日はここまで
明日は、EBt についてちょっと書きたいと思います。ようやくここまで到着しました。