EBt を使ったメモのやり方~私の場合~
使い方は人それぞれ
メモの取り方とかは、正直色々な本が出ています。そして、メモをしている人は、本を見るだけではなく、何となく自分のスタイルも持っているかと思います。
なんというか、自分に合うやり方が一番良いと思うのですよね。だから、他人のやり方の良いところだけ真似れば良い。無理したらメモ取らなくなっちゃうんで。
というわけで、私のメモの取り方を参考までにお伝えします。
なお、これがベストである!みたいなことは全く考えていません。どちらかというと、EBt は色々な使い方が出来るような作り方にしたつもりなので、私のメモの取り方に惑わされず、自分に合った方法を見つけるようにして下さい。
基本1:今日のメモ
毎日、今日のメモを作ります。まぁ、今日やることはこれだ!って宣言するメモですね。プライベートと仕事の両方で作っています。
で、このメモを作るときに気をつけていることはいくつかあります。
前日のメモのコピーとして今日のメモを作る。
こうすると、メモの内容と前日のメモのリンクを全て引き継いだメモが出来ます。今日の作業に関連するメモは全てリンクしておく。
今日やったことに関連するものが全て今日のメモから辿れます。関係のなくなったリンクは全部削除する。
余計なリンクはあっても邪魔にしかならないので。
こうすることで以下のことが今日のメモを見るだけで簡単にわかります。
今日やりたいこと
今日やりたいことの関連情報
あとは、このメモを起点として今日の作業をしていけば良いのです。
気をつけないと行けないこともいっぱいあります。基本、リンクだらけにならないようにするための注意点です。
大分類的なものはリンクしない
ある項目と日記メモの間のリンクが増えすぎるのは、多分管理の粒度が荒すぎる…要らなくなったリンクは悩まずバッサリ削除。
他のルートで辿れます。日記間のリンクはあんまりとっておく必要もないのでバッサリ削除
黙っていると日記間のリンクがどんどん増えるので…
メモの内容については、前日のコピーがあるのでそれをベースに修正しましょう。どうせ、日々ドラスティックに変わることなんかあんまりないので。
なお、今日のメモは今日ボタンを押せば簡単に見つけられます。ホームメモに設定しても良いですが、ホームメモは一つしか設定できないので悩みどころです。
ホームメモがわからない?ま、適当なメモを表示したところでホームメモに設定を押せばわかるよ。そのメモは起動時や新しくタブを開いたときやホームボタンを押すと表示される結構便利なメモです。
基本2:よくわかんないメモはクリップボードにぶら下げる
とりあえずメモをとりたいが、分類先は後で悩みたい。そういうケースが多々あります。
そういうものは、クリップボードに移動して新規にメモを作ります。クリップボードには大量にメモをぶら下げておくことができるので、ここにあると「あぁ、ちゃんとどっかにリンクしてあげないといけないなぁ…」って思います。
Web のページをクリップするときはクリップボードにリンクでクリップしていきます。
やがて、クリップボードのメモがもの凄いことになるので、そうなったら暇を見つけて整理していきます。
基本3:整理はあんまり考えない
人間の頭の中はツリーで管理したい欲求で溢れているのですが、んなことは無理です。日々追加されるメモで分類なんか決めようがない。
だから、何となくメモの分類になるメモを作って、適当に関連するメモをリンクしていく。分類が植えたら、大分類になるメモを作ってそこにリンクしていく。
分類はネットワーク。上位概念が複数あっても問題ない。下位概念も一緒。「本」という分類は「お小遣いで買った本」「家計予算で買った本」のどっちにもぶら下がるかもしれない。電子書籍と紙の書籍を区別したいときもあればそうでないときもある。
その度にリンクを作り直すなんてことは面倒くさくてしょうがない。だから、そんなリンクを張るのです。
例えば「虚無レシピ」って本は「お小遣いで買った本」と「電子書籍」にリンクしているでしょうし、「広辞苑」は「家計予算で買った本」と「紙の書籍」にリンクしているでしょう。
「転生したらスライムだった件」は「お小遣いで買った本」と「電子書籍」だけじゃなく「お気に入りアニメ」とか「定期購読中」とか「伏瀬」にもリンクが張られることでしょう。
リンク先は、上位の概念のこともあれば下位の概念のこともある。上位とか下位とか言いにくいケースもある。そんな複雑な繋がりはもうツリーなんかじゃ実現できない。だから、リンクをガンガン張っていくのです。
リンクを張るときに悩むと思いますが、悩んでも対して良い解決策は出てこないので、とにかくまずはリンクしていく。そのうちに「こうした方が良かったかな?」なんてことに気づき始める。そしたら、そこで修正するのです。
基本4:リンク修正はメモを振り返る良い機会
ガンガン作ったメモは当然色々問題があります。が、そんな事は気にしない。それは、後でメンテすれば良いのです。
そして、後でメンテすることには利点がある。その時点で、メモした内容を嫌でも振り返り考える。つまり、メモした内容の再確認とその内容に関しての熟考がそこでできるのです。
これは結構な利点です。今まで捨てていたメモが活用されるタイミングです。
今回はここまで
うん、応用編はそのうちに書こう。というか、応用は細かすぎるから要らないかもしれない。
なんにせよ、私はこんな使い方をしています。
皆さんの参考になれば。
明日は久しぶりに EBt 以外のことを書こうかなーと考えています。
内容については気分次第。明日もよろしくお願いします。