とことんグズグズする
やりたいことにチャレンジしたり、やりたいことを頑張ったりは得意だけど、1歩踏み出した後、怖くなったり、目をそむけたくなることがよくある。
子どもの頃、絵を絵を描くことがとても好きだったけど、家族にもっと上手な人がいたり、何度も直されたり、評価されたことで、絵を描く行為自体が息が苦しくなってできなかった。
でも、やっぱり絵の勉強がしたいと思い、息が苦しくなりながらも絵画教室に通ったり、絵が学べる高校を受験して受かった。
でも、入学したとたんに怖くなって、やめてしまった。それからは一切、鉛筆を手にしてない。
そんな風に、苦手を克服しようと頑張り、前に進むことはできるが、手にしたとたんに始まったとたんに、怖くなったり、見ないふり、興味がなくなったふりを心がすることがある。
今までは、そうなると、頑張りどころ、踏ん張りどころと思って、過去の失敗を繰り返さないためにも、『がんばれ!』『ぐずぐずするな!』『ふんばれ!』と自分に声をかけていた気がする。
今はそう声はかけずに、とことん自分の声に寄り添っている。
『そうか、怖いんだね』『そうか、そうか』『今は目をつむりたいんだね』『今はだらだらしたいんだね』『やりたいのにできないんだね』『もやもやするね』『いいよいいよ、何もできなくても、頑張ってなくても、好きな散歩していいよ。』『頑張ってないのに、疲れてもいいよ。』とことん、自分のネガティブな気持ちをよしよししている。
これまでの頑張りが台無しになる?いいじゃない。
何もなくならないよ、大丈夫、大丈夫。
そう声をかけている。
ぐずぐずな自分を可愛がる。
とことんすると、だんだんとぐずぐずしていることに、飽きてくる。
もうずぐぐずすることに興味がなくなる。
ぐずぐずが満たされると、ぐずぐずが自分に受け入れられると、『さぁ歩くか。』と体が柔らかくなり、勝手に自然に歩き始める。
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