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私の小説の書き方 ~気付けばLv.4~

Lv.2の対策の途中で色々あって、
またレベルが上がった気がする。

今朝は、作品テーマ・メッセージを書き出してみた。

Lv.1 スタート
Lv.2 とりあえず書きあげる →上っ面感に嫌気
 プロットの重要性に気付き人気作品INPUTに走った結果、自信喪失
 (ちゃんと書こうとすると作業量の多さに辟易しスランプ状態)
 試行錯誤1:2時間×3セットルーチン化 →失敗、内面的な課題を認識
 試行錯誤2:AIチャレンジ →失敗するも、独創性に自信を得る
Lv.3 読み返し、書き直す覚悟 ←みな同じ、創作とはそういうものなのだと受け入れて、書きあげたものを読み返し、手直し開始
Lv.4 テーマ・メッセージの確認 ←AIとの作業から必要性を再認識

書き上げたものを見て、上っ面感がしたのは、
ストーリーに走り、何が描きたかったか忘れたから。
(この表現、よく見るけど、本当にその通りの状況になってたことに気付いで自分でも驚いた)

話の展開を追って夢中になって物語を進めてみたものの、書き出した『言葉』に深みが無く、走り書き、とでもいうような、温度の無い一辺倒なものになっていた。

読み返して、話の展開は想像通りだけど、
「ふーん、で?」って感じで、全然面白くなくて。
いまいち面白さが伝わらなかったのは、プロット・構成のせいかと思ったけど…
それだけじゃないと気が付いた。

そもそも、マンガで言えば、
「あまり練られてないネームのようなもの」でしかなかったことに気が付いたんだ。

ざっくりシナリオ、練られてないプロット、表面的なキャラデザ。

あぁ、やはり、プロットやキャラデザを深めることは大事だったんだ…と、ここにきて痛感する。

頭では分かっていても、痛感しないと、人間って、自分のものにできないから。
痛感するための苦しみは、無駄じゃない。大丈夫。


マンガでは、ネームの後に、下書きしてペン入れして、仕上げに入る。

…ネーム、練り直そう。

と、その前に、シナリオを確定させ揺ぎ無くしなきゃ、そのためのメッセージ確認。
このシナリオって、そもそも、どういう話(何のためのシーン)なんだっけ?
を改めて整理してみた。

AIとの作業の中で、AIがしきりにテーマやメッセージを求めてきたので、もしかして、と思ったのが潜在意識に残ってたのかも知れない。
(AIとの格闘の経緯については、長くなるので別途…)

もちろんキャラデザは、頭の中である程度できているけど、書き出してみたらきっと矛盾や足りないものが出てくるんだろうな、と思いながら、少し後回し。
物語の進行に合わせて、新たな面が出てきたら、その時に、全部書き直す覚悟で、少し後回し。

自分の中でのキャラとの出会いも、楽しみたい、大切にしたいから。
キャラが私の想像を超えて、私を振り回す猶予を残しておくのが、きっと楽しい。


そして、大きく、プロットも見直そう。
編集者や客観的に見てくれる人は居ないので、一人何役もこなすしかない。
読者迎合ではなくても、読者目線って大事。
だって、自分が読み返した時に、面白さが伝わらないって、マジ最悪だったもん。
未来の私が読み返した時に、過去の私にプレゼントした時に、
楽しんでハマってくれるように、磨き上げていくために、そのためのプロット見直し。

答えの無いプロット見直しに、困惑していたんだ。

答えが無い≒エンドレス、果てしない物語よりも果てしない選択肢。

「決めるのが苦手」なADHD
頭の中がごちゃごちゃで、整理するのが苦手っていうあれだから。

でも、それだけのたくさんの中から、選んだものは、きっと素敵なものに違いない。

答えが無い、ってことは、正解がない、ってことなんだ。
正解が無いなら、きっと、間違いもない。

人生も、たくさんの可能性があっても、一つの結果を連ねて続く。
その時の気分で、その時の偶然で、狙い通りに…、理由はどうあれ、選んだものが、”答え”になるのだから。

そんな感じで、プロットも、たくさんの選択肢の中から、選んでいくしかない、ということを、受け入れていこう。
それは、諦めでも、妥協でもない。
選んだものが妥協に見えても、選ぶ過程では妥協をしていないと、胸を張れればいい。

きっと、産み落とす最後の瞬間の、微かな喪失感に似ているかもしれない。


まぁ、マンガで言えば、
 ①. シナリオ(キャラデザ・プロット)
 ②. ネーム
 ③. 下書き、ペン入れ
 ④. 仕上げ
の4ステップなのだから、
これまで何年も①をウロウロして、ただただアイデアを書き溜めて来た私からすれば、次のステップへ一歩前進したと考えても良いのかも知れない。

①をブラッシュアップしながら、②を自分なりに駆け抜けよう。
一歩進んで二歩戻る、それを苦や哀でなく、喜びとして楽しみながらいこう。

③の下書き、ペン入れに相当する作業も、まだ知らないだけでこの先、思いもよらない自分や障害と格闘することになるのかも知れない。

この冒険、やっぱり面白い。

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