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Lv.2の対策~1週間経過~

現在陥っている『文章が綴れない病』への対策として
1回2時間、約2,500~3,000文字。
それをいくつか合わせて1つの物語にする作戦、実行中。

驚いたことに、作戦開始から4日間、全く机に向かう気になれなかった。

机に向かう気になれないから、机に向かわなくていい、
それはそれで、幸せな境遇だと思うのだけど、
それはそれで、内面的な葛藤はしんどいものがある。

今回の作戦は、午前、午後、夕方、の3回チャンスを作っている。
そのうち、1回でも2回でも「毎日続けて完遂する」ことがポイントだ。

5日目、ようやく1回だけでも、と夕方に2時間机に向かった。

が、全く筆が進まず、結局、3時間で1,800文字程度しか書けなかった。

1時間600文字?
6月からの自己分析では、出たことのないような遅筆。
少し調べながら書いた部分もあるのを差し引いても、だいたい話の構成が決まっている簡単な話を書くにしては遅すぎるスピードだと思う。

しかも、相当な憂鬱感。
書いている間も、今までにないほど、楽しくなかった。

物語の登場人物たちが、あれこれ言葉を選び、行動や表情を微妙に変えてしまう、新たな難病、『決められない病』がおそらく併発している。
しまいには、書き始める際にこれだ!と思った描きたいシーンが、丸々カットされてしまった。(別の話の時に入れるようにメモに残しておいたが)

そこから3日間、1時間でもいいから、と机に向かい、そのたびに1時間700~900文字を絞り出しながら書いて、なんとか話を終わらせた。

ジュエリーショップに現れたMIGAKO編、約1万文字。

ただ、読み返して校正し公開する気力は、私の中にも外にも、今のところ見つけられない。

書いている時に、気付いたことがある。
登場人物たちが、あれこれ変えてくるから、頭の中はそれに合わせた文章をフル回転で生み出しているのに、キーボードに乗せた手はフリーズしたまま、という時間が異常に長かった。

頭の中に浮かんだ映像を、ひたすら文字起こししてきたこれまでの書き方のスピードに、こんな書き方では敵うはずが無い。

困った困った。

執筆が再開できたことは、喜ばしい。

でも、しばらく運動をしてなかった後の久々の運動がしんどいように、筋肉がすっかり無くなった後の運動がビックリするほどしんどいように、イメージと違う自分を見せつけられている。

とはいえ、その辛さは、ここで止める理由にはならない。

失ったなら取り戻す、さらに強い負荷を与えて、さらに上を手に入れる。
そういう、しんどい時間が、いつも、まだ見たことの無い自分に会わせてくれると、私は知っている。

”頑張る”って言葉は嫌いだけど、”唇を噛んで踏ん張る”って表現は、なんか力が湧くし、勇気を与えてくれるから好き。

頑張っても続かないけど、踏ん張り続けるだけなら、私にもできそうだから。

さぁ、もうしばらく、作戦継続。

まだ見ぬ、来週の自分に会いに行こう。

#あ 、ここまで約30分、約1,000文字。このくらいのスピードが出ればいいのに…

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