成長したいなら極端な環境に身をおく
今回は琉球での1年間を通してどんな変化があったのか?というテーマで書いていきます。
自分を受け入れること
琉球で成長できた事は沢山あるのですが、
その一つに『自分は身長や身体能力が低い』という事実を本当の意味で理解できたことがあります。
琉球に所属するまで、正直自分の身長や身体能力がマイナスになるというような環境でバスケットをしてきませんでした。
しかし、実際に琉球に来てから『身長や身体能力が低い』また『尖ったスキルもない』という事実を身をもって感じました。
僕にとってこの経験は大きく自分を成長させてくれました。
じゃあどうするか
僕にとって、自分の弱さを本当の意味で理解できたのは本当に大きな事でした。
何も考えずにプレーしていたら、目立った身体的特徴やスキルがないからチームにとってマイナスな選手になってしまいます。
また、同じポジションの他の選手と同じような戦い方をしたら勝ち目がありませんでした。
そこから、オフェンスでは得点力などで勝負するのではなく『周りを活かせる選手のスペシャリストになろう』と考えるようになりました。
また派手なプレーは出来ないけど『どんな状況下でも自分の仕事をやり続ける選手を目指そう』と考えるようになりました。
もし1年前、既に自分が通用する環境に身を置いていたらこの考え方には至らなかったと思います。
『オフェンスで活躍できているからディフェンスは少し楽してもいいや』
『ディフェンスで頑張ってるからオフェンスはプラスにならなくても仕方がない』
『前半良かったから後半は集中力キレてしまったけど仕方がない』
このような甘い考え方になっていたかもしれません。
しかし、極端な環境に身を置いたから、このレベルで必要とされる存在になるためには『みんなとは違う土俵でチームにプラスとなること』が大事だと気づくことができました。
全員がエースではチームは成り立ちません。
だからこそ、そういう細部にこだわってやる選手がチームには必要な時があると思います。
そんな生き残り方もあることを1年目のチームで知れたことは本当に良かったなと感じます。
まとめ
結局『極端な才能は極端な環境に身を置かなければ身につかない』というのは真実なんだと思います。
どこのプロチームにも所属した事ない自分が、琉球に所属することはかなりのチャレンジでした。
しかし、実際に飛び込んでさえしまえば必死でそこで生き抜く方法を考えるようになります。
その結果、今まで気づかなかった自分の強みを見つけることができたり、自分の価値を高めることができるのだと思います。
それは自分がすぐに通用する環境に飛び込んでも得られないことだったと思います。
だからこそ、極端な環境に飛び込めて本当に良かったと感じています。
そして、その『環境を作る努力』をしておいて本当に良かったなと感じます。
頑張ります!!