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「クソゲー」「クソ映画」等は、業界通ぶりたい何も解ってない人がファッション代わりに着る言葉なのか?

戦前から連なる黒人への扱いがテーマである映画をやたら見てしまった話を続けています。ヘッダのテーマをサイト内機能でお借りしています。

そのうちの1つ「フェンス」が、それまでぼくが一方的に、勝手に抱いていた黒人男女問わずへの思い「気高く、純粋で、格好いい」というイメージを著しく損なった。

それはデンゼル・ワシントンが演じたトロイという男の所作によるものであり、それ自体がこの映画のテーマなんだろうから仕方がない。

大切なことはぼく自身はこの映画をカスだゴミだと言っているわけではないということ。ただ見返す気にはなれない。

気持ちの良い黒人たちが安い給料で買い叩かれながら、中級層の廃棄物を回収してやりながら、気高く楽しく生きる映画が見れると思っていたため。

この、過去の栄光に囚われて問題しか起こさない男の名前がトロイということにまず驚きます。トロイですよ。

木馬にもなれない男

トロイとは何か?NYの都市の1つではなく、過去の歴史的事実から考えます。

トロイの木馬は好ましい(または悪質ではない)プログラムであるかのように見せかけるのがその特徴の一つです。
ギリシア神話で中に兵士が入った木馬をトロイアの街に招き入れたように、ユーザーにそれを危険と思わないで招き入れさせることが偽装の目的です。

上記のようにトロイ戦争から見ればトロイという名称には英雄的なイメージが抱けるかも知れない。しかしそのやり方から、現代ではウイルスだと思わせない方法で潜入してくるウイルスをトロイの名称で呼んでいる。

さすがにこれをデンゼル・ワシントンのトロイと結びつけるのはトロイのように暴力的でありあまりにも強引すぎて滑稽である。

しかしながらかつて自分のちからで栄光を掴んだフェンスのトロイは、木馬のそれとは異なり、現在なんの価値もないトロイとなっている。

木馬的な活躍もなかった。ガチでない。そういえば、と、この一行を書いたところで思い出しまいた(流行的表現)が、トロカス(口が悪いですね)自身がうそぶいている野球の栄光も、自分が建てたという家も、本当に自分がやったなどという証拠は明示されない

もちろんそんなもん言わんでもわかるやろ!!とはデンゼル・ワシントンの言いたいことかも知れませんが、実績が描写されないというだけでここまで映画に登場する人間は雑魚に見えてしまうものか。ここはメスガキ酒場なのか。と、それぐらい視聴者のトロカスに対する心証は最悪です。同情できる人がいらっしゃるなら見てみたい。きっと話が合わないため、見てそれで終わりになりますが……

また次回へ。お読みくださりありがとうございました。

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中村風景
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