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先制爆雷って言え

対潜という単語があり、非常に納得がいかない気持ちを持っている。ヘッダ画像をお借りしています。

単語自体には何の忌み嫌いもないわけです。その使われ方に疑問符を持っている。

対潜とは対・潜水型の略称だ。潜水艦を敵とした時に、いかにして戦うか。それは理解できる。

だけど、潜水艦に対して先んじて潜水艦をぶっ殺すための武器をぶん投げる先制攻撃のことを先制対潜と呼ぶ層がいる。なんか自分でもわかんないからその人達を攻撃したいわけじゃないんだけど、無性に気持ちが悪い。

人はそう簡単に潜水艦に対して先制攻撃しない。だからこれは非常に狭いエリアにおける話であり、閉ざされたコミュニティであり、架空のスペースにおける話であり、ぼくはその狭いコミュニティにおいてエコーチェンバーになりたいわけでもない。

潜水艦に先んじてぶん投げ得るのは爆雷とか呼ばれる武器だ。だから先制爆雷が正しいんじゃないか?正しいか正しくないかで人をぶん殴りたいわけでもない。先んじて爆弾なようなものをぶん投げる。何を対象として?潜水艦である。先制対~という単語から、この攻撃的情緒をなんかしら奪って仕舞っているような気がするのである。果たして攻撃に情緒が必要なのかどうかをぼくは知らない。攻撃なんてするべきじゃない。こんな架空のスペース以外で戦争なんてすべきじゃない。

しかしながら架空の戦いにおいて潜水艦とは非常に厄介である。なんたって水面下にいるからどのように殺すべきなのかが不明だ。もちろん殺す潜水艦は敵であり、中身がユーザなわけではない。CPUなのである。しかも何回ぶっ殺したところで何回でも湧き出てくる。そうしないとその架空の戦いが成立しないから。

敵がぜんぶ消えてしまったらユーザが資金を投与してくれないから、敵がいくらでも、何の説得力もなしにわき出てくる。こちらは一度でも殺されればそのキャラクタは永久にロストするのにも関わらずだ。そしてそれはいくら金を投与したところで復活しない。資本主義にのっとり、そういった架空は運営されているはずなのだが大きな矛盾を抱えている。自ら勝機を逃している。これはまた別の機会に話す。

先制して潜水艦をぶん殴る行為とは、先んじて爆雷をその海中に投擲することにほかならない。爆雷射出機から爆雷を発射する行為に他ならない。やっていることは確かに対・潜水艦的行動ではあるものの、それは象徴としての、ジャンルとしての行為でしかない。対外的に説明する場合の表現に他ならない。

あとその潜水艦をいかほどぶっ殺しやすいかの指標に「対潜」という値が数で示されていることもその呼び方になりやすいファクタである。このパラメータ名と戦い方法を混同しているユーザが多分それなりに多く存在する……

その爆雷をぶん投げて敵の潜水艦を殺す架空キャラクタには専用のパラメータがある。それができないキャラクタの値は何をしても0のままです。

水に浮かんでいる相手のことを水上打撃とか言うのに、なんで水面下にいるといきなり対~とかひねりのない言い方になるんだろう。

で別の先制攻撃では先に魚雷を撃ってくる潜水艦に対して(そう、何もしていないところから一方的に打撃力が高すぎる魚雷を異様な命中率で撃ってくるからその対策に何よりも先制攻撃が大事なのだ)、支援射撃とかすることがある。

この射撃という言い方も正しくないのだ。先んじて潜水艦を殺したいんだから爆雷を先にぶち当てたいけど、支援射撃ではどうやってもシステム的に爆雷が打てない。だから爆雷を持ったキャラクタを支援に連れてっても何の寄与もしない。

どうやって支援するかといえば空母が機体を発艦させる。この機体たちに対潜水艦処理能力が備わってると、潜水艦を先にぶん殴れる。だから支援射撃じゃなくて支援航空母艦発着艦爆撃だかなんだかが正しいっぽいんだけど、じゃあこの飛行機たちに爆雷のひとつも乗せてやることはできんのかとぼくは思う。このせいで、どんなにその空母たちの対潜水艦処理能力のステータスが高かろうが関係ない。機体の能力に左右されてしまうのだ。

支援射撃はものすごい早さで敵の近くまで行って、補足される前に全燃料を使って撃ちまくるんだったら命中とかに気を遣ってる場合じゃないから爆雷のうちようがないのかも知れないけど、なんか無理やりこのシステムをリリースした開発元に迎合するストックホルム症候群みたいでなんかやである。

ものすごい早さで近づいて爆雷を持てるだけ持って投げればいいのに、なんでそんなこともできないんだろう。


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中村風景
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