点火のミッチャーと1250円のホテル
点火っぽいヘッダ写真をお借りしています。ただ、題名は関係がないし題名から想起される人々も一切本文には関係がない。そちらを期待された方にはお返しする言葉がありません。
初夢で明晰夢めいたものを見たと思ったけどそこまで明晰夢でもなかったかも、ということを前回書きました。
違うんじゃなかろうかと思った理由はその夢が急にホラーになったからです。
悪夢を見るとなにかしら脳が離脱しようとしてくれる。アンタの逃げる才能がバカ高いんじゃないのと問われれば、その通りですとしかお返しできません。。
ともあれそれまで見ていた初夢が急に怖くなり、せっかく夢ぐらいじゃないと会えない人々が出てきたのに中断する羽目になった。
なにか納得いかないと思ったぼくは、もう一度夢の中に潜りました。そんな能力があるわけじゃなくて、もう一度寝た。ただ、いくらなんでも脳かなにかの防衛装置が働いて逃げたその場の記憶がすりつけられているのにすぐさま寝たら、その記憶を処理するために(夢は記憶を整理整頓するために見るものですね)また同じ夢を見てしまう可能性がある。
夢が「一度見た夢は記憶処理の対象とはしない」みたいな都合のいいルールを持っていてくれればいいのにと思いますが、おそらくそんなことはないのでしょう。
迷っているうちに目が覚めてしまっても良質な夢を見るチャンスが消えてしまうと思って(さっきから夢の世界に逃げることしか考えられていない)、あるいは冷静な判断を続けてしまうとむしろ頭が冴えてしまうと思った。その判断をするために今現在も脳はガンガン働いてしまい……
と考えているうちに何か携帯かなにかの画面を真っ暗にして目が覚めないように何か別の情報を仕入れて、考えるのがだるくなる現象を利用して、あるいは何もせずに寝ました。
するとぼくは新宿とか池袋のようで別にそうではない、その街の一部が切り貼りされかのような中途半端な街にいました。アルタ前の地下街入り口のような階段が印象に残っています。
するとぼくは好きな人(架空)に会った。(架空)としましたが、これは知り合いのために言っています。知人の中にいる実在の人ではありません。知人の中にひっそりとお慕い申し上げている人がいるわけでないので怯えないでいただきたい。
でこの好きな人も、ここnoteでは一切話題にしたことがない仮想存在のYouTuberだった。ぼくはその人とホテルに行くことになったが、残念ながら明晰夢ではなかった。
あえて明晰夢だったかどうかを明記したことで、どのような行為がおこなわれたかを推察してほしいという文脈になっています。
ホテル内のディティールはそんなでもなかった。むしろホテルを探すために苦労していて、建物自体はあるものの大体休憩3時間¥1250、価格協定が結ばれているのか一帯がその値段だった。
誤解のないように言いたいのですが、ぼくは他人がそれ系の行為に及んだ経歴がある場所で同じような行為に及びたいとはあまり思えない。さらに昨今の情勢を踏まえればなおさらそんな場所には行きたいと思わない。
ただ、そんな前提があるぼくでもその値段は安いんじゃないかと思った。しかしながら相手はそうではなかったようでした。高かったみたいだった。
でもぼくは「いやそれぐらいなら全部払いますけど……」というのりのり雅紀ムーブだったので、明晰夢じゃなくてもその意思が貫かれたのかいつの間にかホテル内の一室にいた。1250円なのかどうかはわかりません。
ホテル内ではホテル内然とした関わり合いがあるいはなされたのかも知れませんが、急にぼくは「君の名は」という映画の絵がプリントされた避妊具を要求されてしまいました。夢の中なので当然そのような物品は存在するという常識に頭が書き換えられている。たぶんコンビニで買える。この夢は一体なんなのでしょう。
初夢の2回目を初夢とカウントしていいのかどうかぼくにはわからない……ですが、はっきり見たのがこれということは何かあるのでしょう。そして今日は今日でまた夜に集合住宅地帯に車で乗り付けて、そちらにもまた違う人が登場した。もちろんこれまで挙げた全部が違う人です。
それでは……ご覧になられた方がいい夢が見られますように。