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“なんでもないもの”をつくりたい
いろいろなものづくりをしていて、その先にはいつも使う人の顔がある。
誰かが必要だから、使いたいものだから、つくる。
いわゆる「実用性」というものがそこにはあって、いろんな要素を決定していた。サイズ、形、ポケットがついているかとか、それらは、使う人の身になって作り出される。
でも、最近、思ってしまった。
”なんに使うのだろう?”というものを作ってもいいんじゃないかと。
呼び名があるとすれば、雑貨、オブジェ、飾り物?
どうやって使うという用途はなくおもちゃみたいなもの、楽しむためだけのもの。
ミニチュアの世界は、そういう世界なのではないかと。
ふと俯瞰すると、それ何に使うの??なんて思ってしまう小さな小さなモノたちが、楽しみを生む。
そこに、”実用性”なんてものはいらないのだ。
もちろん、精巧に作られた実物そっくりのミニチュアものが喜ばれるのだと思うけど、引き出しが開かなくても困らないもの(笑)
逆に開いたらすごい!って驚きの対象になる。プラスの効果。鍛錬の賜物。
なんだか、面白そうな世界だ。
”なんでもないもの”をつくる、という世界にハマってみたい気がする。
今までの誰かのために作るものとは、また別の感覚で。
そこでは、自分の趣味趣向の赴くままに、雑貨とよばれるものたちをつくっていいんだと、生み出してもいいんだと思う。
誰かは、言うかもしれない。
「なにそれ?」「ちっちゃくね?」「何に使うの?」
そんなのは蹴散らして、こう言いたい。
「可愛いいの!」「ちっちゃいからいいの!」「眺めてニコニコ^^するの!」
感情論の1点張りで突き進みたい(笑)
今は、小さな箱を練習中。
形を作れるようになって、パッケージのデザインをして、リボンなんかで飾り付けてもいい。
自分のやりたいような世界が、ミニチュアでできるのってよくない!?
と思ってしまった。。
クライアントもいないから、思いっきり自由にデザインできる。何度でも修正できるし、新しいテイストを試せる。ワクワクしかない、実験の世界!(笑)
作るのも、デザインを考えるのも楽しい。
私にあっているような気がして、昨日は延々と丸箱をサイズ違いで作ってみたりしていた。はやく、形にして世に出せるようになるといいなと思うから、デザイン考えなくちゃ!
なんでもないもの、固定概念を解放させて生み出す新しいもの。
そんなものづくりがしたい。
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