スキとかキライとか

今回、コロナ禍のなかで、自分と向き合う時間、内省する時間が増えた。今、何をしたい、どう思ってる等々。

そんな中で、自分の好きと嫌いについて考えている。

好きなことっていうと、人に胸張って誇れるものじゃなきゃ、みたいな想い、つまりは人からこう見られたいという欲の塊が先行してしまって、どこか見栄を張ってしまう自分がいて。それはそれで、また面倒くさい。

好きだなって思うのは、ふとした時に、自分が感じることで。最近だと、雨が降り始めた時の匂い。アスファルトが濡れて上がってくるそのちょっと湿っぽい感じとか、静かに降っている雨の音がなんとも心地よくて好き。

ぼーっとして、頭の中を空っぽにしてフラットな気持ちでいると、感度が上がって、好きのアンテナをキャッチしやすい。

もちろん、noteで文章を書くことも、改めて好きなことだと感じた。

嫌い、嫌だの気持ちを感じながらいるとどうしても気分も塞ぎがちになるけど、日常に溢れている好きを見つけて、私の周りを「スキ」でいっぱいにしたい。