2023年に遊んだゲームをざっくばらんに振り返る
今年遊んだ新作ゲームは4つ。著しく少ないが、他に周回プレイしているゲーム(おもにFF15)やDLCもあった。今回は遊んだ4つのゲームを凄く簡単に振り返って見たいと思う。
FORSPOKEN
期待と失望の落差が一番大きかった作品。
ファイナルファンタジーXⅤを制作したチームによる新作オープンワールドゲーム、ということで最初期待していた。
評判のよろしくなかったFF15だが、ヴェルサスXⅢを途中で引き継いで短期間で完成させたという仕方のない面もあった。いちから作った本作がどんな仕上がりになるだろうと楽しみにしていたし、もしかしたらFF15以上に周回プレイをしたくなるかも、という期待を持っていた。
パルクールという魔法で移動するところ、(物語を進めてからとはいえ)群がる敵をばったばったとなぎ倒していくアクションは爽快だった。よかったのはそこだけ。
どこへいっても構造が同じダンジョン。宝箱を見つけても素材ばかりで張り合いのない探索要素。わずか数分でチャプターが終わったり、FF15ほどではないが意味不明の仲間割れなど、やっていて楽しめる要素が何一つ無かった。
FF15には不満な点も数多くあったが、旅ゲーとして楽しめる要素がそこかしこにあった。一方でFORSPOKENはその楽しさをそぎ落とした作品にしか思えなかった。
ファイナルファンタジーXⅥ
PS5の性能をフルに引き出したんじゃないかというダイナミックなムービーシーンは圧巻。また、ストーリーの面でも明確なコンセプトがあって引き込まれるものがあった。
一方で、RPGらしい探索要素はあまりない。チャプターごとに新しい武器が開放されていく方式は残念。色んな街やダンジョンで手に入れられるなど、バリエーションをもっと増やして欲しかった。
アーケードゲームを家庭用ゲーム機に移植した際に追加されるシナリオモードがよくあったが、FF16はそんな時代を思わせるものがあった。
ライザのアトリエ3
アトリエシリーズを初めて触った。
インターネット上では主人公ライザのふとももばかりに注目されているが、様々な素材を集めて武器やアイテムを生成する錬金術、というのがとても新鮮。同じ素材でもランクが色々あったりして、とにかくやることが多くて楽しすぎた。
個人的にはクラウディアにぞっこん。
物語が進むにつれてプレイアブルキャラクターも増えていくところも面白かった。全部のキャラを操作できなかったので、もしやりたいゲームがなくなった時に別のキャラで繰り返してみようと思った。
イースX
久しぶりに触ったイースシリーズの最新作。つい最近書いたレビューでは物語に関する感想が全くなかったので、そこら辺の感想を。
物語の面でいえばとてもよくできているな、と感じた。
終盤になるとラスボスの正体に薄々気付く。さぁラスボスだ!という高揚感ではなく、あの人と戦わなくてはならないのかという切なさがどうしても先に来てしまう。
イースⅡでアドルを慕っていたフィーナが最後石像になってしまうラストが切なかったが、本作も同じような感情を抱いてしまった。
おわりに
この1年を振り返って見て感じたのは「スクエニ大丈夫か?」
昨年発売されたヴァルキリーエリュシオンを加えてFORSPOKEN、ファイナルファンタジーXⅥとスクエニのゲームを買って、どれも戦闘アクションは面白かったが、ストーリー面であったりRPGらしい探索要素など他の部分はどこか面白みに欠けている。
ドラクエ11は探索要素もやり込み要素もストーリーも好きだったし、FF15は賛否両論あるかもしれないが自分なりの楽しみが見つけられるところがあって、それぞれ繰り返したくなる要素を持っていたが、最近買ったスクエニのゲームにはそういったモチベーションが沸かない。
来年はファイナルファンタジーⅦリバースが発売される。PVを見ている限り探索要素もあり、ストーリーの面でもどんな結末を迎えるのか(個人的にはエアリスは生き残っていて欲しい)、一番気になっている。
今後もドラクエⅢのリメイクだったり、音沙汰のないドラクエXⅡとか色々控えているけれども、また繰り返し楽しみたくなるような作品を送り出して欲しいと願っている。
最後に、この春に初投稿してからつたない文章を見てくださった方、スキを押してくださった方、ありがとうございました。
よいお年を。
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