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組織にヒエラルキーはもういらない。上司や部下のいないホラクラシー組織とは?

組織といえば上司がいて部下がいて、係長がいて、課長がいて、部長がいて……とピラミッド型のヒエラルキー構造になっているところが大企業ではほとんですよね?

組織に上下もない!古い働き方をやめよう!

上司が部下のタスクを指示し、働きぶりを評価するが主流の組織構造ですが、これってそろそろ古いって気がついていましたか?

ちなみにヒエラルキー(階層構造)の反対語はホラクラシーで、これは上下のないフラットな組織を指します。このホラクラシーを取り入れている組織が、欧米をはじめ世界で急速に増えています。

↑「社員と顧客の満足度が高い」と話題になった、アメリカのオンラインシューショッピングサイト "ザッポス" もこのホラクラシーを導入しています。

ホラクラシーを導入している企業には、役職、上司部下などの上下がなく、管理がないので管理職もいません。

ホラクラシーを導入するメリットは、

意思決定が早い、社員の主体性の向上、給与や社内で共有される情報の透明性。また上下がないことでストレスが減るというのも大きなポイントです。

下請けを "下" として扱う日本企業

ちなみにこれって、組織だけに限ったことではなくフリーランスの私にも関係がある!と思いました。

フリーになって最初の仕事は日本企業からの受注案件でした。この案件で今後日本企業から仕事をいただくのは辞めようと思うくらい、仕事のふり方が悪質でした。"下請け" というだけあって、とことん足元をみてくるのが日本企業。契約書にないことを押し付けてくるということはザラにありましたし、担当者は社内で相当ストレスを抱えていたのかめちゃくちゃ当たってくるんですよね。下請けを奴隷としか思っていないようでした。

下請けは対等の欧米企業

2件目の受注先は欧米企業でした。1件目に悪質クライアントを経験したおかげで、彼らは本当に神に見えました。発注者も受注者もあくまで対等。さらにプロジェクト終了後には、相互評価の機会がありました。下請けに評価させるという発想は日本の企業にはなかなかないのではないでしょうか?

クラウドソーシングやシェアサービスも相互評価

考えてみれば、ランサーズやクラウドワークスなどクラウドシーングやAirbnbやUberなどのシェアサービスも相互評価ですよね。相互評価カルチャーの真ん中に流れるのは、"対等" という価値観です。


でも紹介しましたが、ヒエラルキーというのは組織の原始的な構造を受け継いでいるもの。人の上に人が立つも、上のものが下のものを評価するというカルチャーも未成熟で未発展な組織だったからこそ有用だったもので、現代にはそぐわない構造な気がしてなりません。

何よりも人間に上も下もないことは、科学が証明してきましたよね?

アフターコロナ、理不尽な上下関係や階層構造ではない場所に身を置くことが大事な気がしてなりません。





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