未経験で、これからの副業に前向きな姿勢を見せる若者は全体の2割
こんにちは、未来を数字にプロジェクト「若者の初体験」あれこれの調査結果ご報告です。
本日のテーマは、若者の「副業(収入を得る)」です。
働き方改革の流れの中で、副業も大きなテーマとなっています。
当然ながら若者において副業への関心は低いはずがなく、今回の調査結果でもその関心の高さを表す結果なっていました。
まず副業経験の有無ですが、全体の4割が経験ありとなっています。
ただし、15-19歳層においても一定の割合で経験ありとなっており、おそらくアンケート謝礼におけるポイント獲得、いわゆるポイ活も含まれての回答ではないかと推察します。
(調査では、ポイ活を除くと明記していましたが、副業と位置付ける若者は少なくないのかもしれません。)
未経験6割弱の方のうち、来年の今頃までにははじめているとした方は7%、そうしたいけどまだだろうという方まで含めると、未経験者で副業に前向きな方の割合は2割近くまで登ります。
これら傾向について、年齢区分別における15-19歳層で他の年齢層より低めの割合となっていた以外は、性別、居住地別に目立った違いはありませんでした。
以上のことを簡単にまとめると、若者の副業経験者は全体の4割程度、うち1割弱が今は行っておらず、残り3割程度の方が現在進行形で副業を行っています。
また6割の未経験者のうち2割近くがこれから副業に取り組むことに前向きな姿勢を見せていました。
(ただし、これらにはいわゆるポイ活など、本来の副業とは異なるものが多分に含まれている可能性が高いと思われます。)
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今春、矢野経済研究所 未来企画室は新プロジェクトを始動しました。
『未来を数字に』をコンセプトに、独自の切り口で、今はまだ数値化されていない未来の価値や潜在価値などを、あれこれ数字で表現していきます。