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FSSメンバーでWikipedian研修を受けました

みなさんこんにちは、フューチャーセッションズ(FSS)の富田です。
一気に秋らしくなり、朝晩は涼しくなりました。気温差で体調を崩さないよう気をつけましょう!


今回のnoteでは、セッション以外のFSSの日常として、社内で実施したWikipedian研修の様子をご紹介します。

FSSでは、日頃の業務において、セッション等を通じてリサーチした多様な知識を、集合知としてわかりやすく構造化してお伝えしています。
そこで、今回、世界最大の集合知可視化の場の一つ「Wikipedia」の記事を執筆・編集するWikipedianの方を講師にお招きし、情報収集、精査、文章力、情報発信の仕組み、著作権、情報リテラシー、ネットリテラシーなどについて考えることを目的とした研修が企画・実施されました。


Wikipedian研修とは

今回の研修に講師としてお越しいただいたのはWikipediaの執筆者・編集者として活動されている海獺(らっこ)さん。

前半は情報の扱い方やWikipediaの成り立ち、編集方針について講義を受け、後半は、とあるWikipedia新規記事を実際に作成しました。

前半の講義では、情報の扱い方やWikipediaの成り立ち、編集の基本方針を学びました。
どの情報を採用するかどうかの吟味や、選んだ理由が重要であること、個人情報に繋がりかねない情報をネットに載せることの危険性について、様々な事例をもとに講義いただきました。

個人的には、こうしてnoteも書いておりますが、簡単にネット上で発信できる、知ることができる時代における、情報リテラシーアップデートの必要を実感し、気が引き締まりました。

Wikipedia新規記事を作成してみました

今回、事前に調べたインターネット記事や、図書館で本を借りた情報をもとに、メンバーで役割分担をして、とある新規記事を作成しました。

どこまでの情報を確からしいものとして取り上げて記載するのか、記事ページのどこにどんな文章を載せるのか、といったことを皆で話し合いながら進めました。

役割分担して記事作成中

事前に調べた時には情報が少なく、これで記事を作れるのだろうかと不安だったのですが、皆の情報収集力を結集し、立派な記事を書くことができました!(集合知形成!)

自分たちで調べ、悩みながら書いた記事が、研修の最後にはWikipediaという多くの人が目にするサイトの一部として公開されました。こうした研修の成果は、他の研修ではなかなか体験できないもので、嬉しく、誇らしかったです。また、こうした記事の対象に対しても、色々な角度でリサーチしたので、とても愛着が湧きました。

情報の扱い方を学べて、チームで一つの成果を作れるWikipedian研修。
他にもWikipediaを活用した次のような取り組みがあります。

まちの住民が、自分たちの街に関する文献を調べ、街についてのWikipedia記事を作成することで地域の新・再発見もできるセッション「ウィキペディアタウン

インターネット上に存在するジェンダーギャップをなくすため、約2割にとどまるWikipediaにおける女性に関する記事の増加を目指した活動「Wikigap(ウィキギャップ)

海獺さんは絵本作家のWikipedia記事の少なさに注目し、絵本作家をゲストに呼び、Wikipedia記事を充実させる講座も行っているそうです!

メンバー間では、Wikipedian研修で感じた面白さや、Wikipediaの活用事例を聞き、自治体でのまちづくりセッションや企業のブランディングに関するセッションなどに活用していけるのではないかと、早速次の可能性についても妄想を膨らませていました。

海獺さん、新たな知とワクワクする体験をありがとうございました!


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