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自由が丘ネコ日記 「毎日、必ずクリボーはドアの前で待っています。クリボーは徐々に静かになりましたが、、、愛宕の白猫さん」

クリボーは朝1度、夕1度のごはんタイムをきっちりと覚えてきました。猫は条件反射で動くので、躾は出来ないと聞いてはいるのですが、本当にそうなのだろうか?と思っています。

待ってたよとクリボーが叫び、庭に入ってきます。

毎日、5、6回ごはんに通ってきていたクリボーを何とかして日に2回に減らそうと、無理を承知に、1度に食べるだけ食べさせています。

1度に70gのウェットフード2パック、ニュートロドライフード20g、水分補給チュール。さらに、おやつ。。。まぁ200gはいってると思います。
これを朝夕。こうでもしないと、ごはんの時間外に途中で来てしまうのです。僕はクリボーがウチで食わなくても、他でもらうだろうとも考えてのことです。他でもらうようになれば、うちには来なくなるかもしれません。しかし、それはそれで僕は受け入れようとしています。

食後の庭の番。レモンの木の下が居場所。猫は柑橘類は厳禁なんですが、、、

しかし、クリボーは実際のところ、殆どウェットしか食べません。ノラ子を庭でサポートしているような家では、ごはん外置きのため、殆どがドライフードです。それにクリボーが食べれるようなドライフードを出しているかもわかりません。そういう状況ですので、クリボーがウチで食べる感じを見ていると、他では食べていないようにも感じられます。相変わらずのごはんの食いつきがすごいのと、要求鳴きも力が入っています。(クリボーの声も枯れ気味)

挙げ句の果てに勝手口で待っていたクリボーは、待ちきれず玄関に回ってくることもしばしばです。玄関にまで迎えにきて嬉しいのですが、僕とクリボーとが接する姿は誰にも見られたく無いのです。前回のように通報されてしまうかもしれませんから。

身を潜め移動するクリボー。本当はもっと自由に自然にしていて欲しい、、、

とはいえ、それでもクリボーは毎日、朝夕、通ってきています。この調子をもうしばらく続けたい。昼間ある程度は鳴いても許容してくれるよう近隣の住人に祈るばかりなのです。迷惑にならないように夜は、完全にごはんを中止しています。

ただ、このところ猫界は騒がしい盛りの季節に入っているようで、ギャーギャーと毎夜、騒がしく、クリボーもウーウーと唸っては、少し喧嘩もしているようです。クリボーは去勢しているのですが、喧嘩は相手があることで、避けれなくなっているのかもしれません。
クリボーのテリトリーに盛り猫がやってきますし。何とか喧嘩からは逃げるようにすることとクリボーに言い聞かせてますが、これは厳しいかもしれません。怪我さえしてくれなければ良いなと思っています。

僕のいうことを聞いてくれクリボー。じゃないとここにいれなくなる。


▪️愛宕神社の白猫
愛宕神社にふらりと行くことがあるのですが、そこに3匹のノラ子が住み着いています。かなり昔からいますが、代替わりしても不思議といつも3匹なのだそうです。ここに神社の白猫がいます。僕はこの白猫を10年くらい前から知っています。出会った当時は、神社の白猫、神秘的だなあ程度しか思いませんでしたが、クリボーを通じて、ノラ子は生きることがいかに大変かを知った今、思うことは、白猫のその10年は想像を絶するものがあっただろうと

とても苦しそうにしています。だからせめて撫でてあげた。

何か苦しそうな白猫。観光客が1人その白猫の写真を撮っていて、僕は頃合いを見てそっと近づき、撫でてやりました。
クリボーには撫でることができませんが、この愛宕の白猫には撫でることが出来ます。同じ僕でも、撫でれる猫と撫でれない猫。何が違うかって、、、猫が違います。

白猫はあまり先が長く無いかもしれません。でも、外で10年以上暮らせているのなら、猫の人生を全う出来ているのかもしれません。やはり愛宕にも定期的に見に行ってやろうと思います。クリボーのことを白猫にも話そうと思います。

苦しみを取ってあげたいと愛宕神社にお参りしました。


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Hirolie  Matsumoto
サポート頂きました費用は、全て野良子たちに還元されます。日々の食事、健康管理のための医療費。人間の勝手から外で生きることを余儀なくされる彼らを少しでもサポートするよう活動しております。

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