自由が丘ネコ日記 「秋は盛りの季節。ノラ子界隈は非常にうるさいことになっています。クリボーは去勢済みでも相手をしなければなりません。」
クリボーは12月生まれですので、だいたい今くらいの盛りによる子どもだったと思われます。
その前のグラタンもこの時期ですから、うちの周辺では秋あたりの盛りの盛り上がりで、子猫が生まれてくることが多いようなのです。
2年ほど前はご飯を外置きしていましたので、多くのノラ子がうちに来ては、ワーワーやってたわけで、秋が過ぎると今年も誰かが子どもを連れてくるかなと考えていました。
クリボーは去勢済みですし、他のノラ子たち、特に雌猫は去勢されてしまいますので、ノラ子の数は増えてはいないように思えますが、夜になると盛りの鳴き声が聞こえ、避妊していない雌猫がどうもいるようなのです。
雄猫は雌猫の発情により、興奮しますので、雌猫がいなけば発情はしません。避妊していない猫はだいたい想像がついています。向かいのキジトラのはず。。。
今週はいつにも増しての盛りの大声合唱なのです。数軒先まで聞こえてしまいます。あーこれでは誰かが行政に連絡してしまうのではと思えるほどです。だいたい2週ほどで収まってくるので、今週中には終わるかとは思ってはいますが、いやまじ激しい。
うちの3代目飼い猫。ペルシャのタムタムはなんて静かだったかと思い出します。まぁペルシャは買いやすく配合されてきたといいますが、鳴き声かなり小さく。飼い猫には問題が無かった方です。それとは正反対なのが、アメショーやらベンガルやら日本猫たち。まぁ僕は住宅事情が許すなら、声が大きい猫でも大丈夫ではありますが。。。
クリボーが夜、喧嘩をしているのでは無いかと、心配にはなりますが、ここはやむを得ず、僕はシャッターを下ろし、ご飯を与えないようにしています。2週ほど経ちますが、クリボーは相変わらず、必ず同じ時間にきて、正確には僕を待ち続けています。一度、うちに上がり込んで冷蔵庫の隣で寝ていました。少しばかり、涼しくなったので、家の中も恋しくなって来たのかも知れません。
ご飯ついでの猫壱も相変わらず、気が済むまで爪を研いで出ていきます。
今朝は雨が降り、こういう日はクリボーは気が立っていることが多く、ドアを開けると、ギャーギャーと鳴き叫びます。昨日の夜の喧嘩の声を聞いて、怪我をしてやしまいかと確認しますが大丈夫のようです。喧嘩の声の主はクリボーとは限りませんが、気にはなっています。
向かいの家の横で猫会議があるようで、夜中、僕はノラ子たちが数匹出入りするのを見かけています。中には都合の悪いもの同士もいて、喧嘩になっているのかも知れません。
ふと、ペットショップの前を通りかかると、ほとんどは子犬ですが、3匹ほど子猫がいました。
ペルシャとエキゾとソマリ。
うちのタムタムはペルシャ(チンチラゴールデン)だったので、思わずペットショップに入ってしまいました。買うつもりはありませんが。
3ヶ月ほどのペルシャとエキゾ。50万と55万円だそうで、あーそんなにするのかと。僕はブリーダーからペルシャは頂きましたので、費用は掛かっていませんが、お礼をすべきだったかなと今頃思います。
そのペルシャはケージから出たそうにこちらに向けて鳴いています。今でも買うとするならドールフェイスのペルシャだと思います。顔が潰れてなくても良いのです。ペットショップにいるペルシャもそれほど潰れている顔をしてはいませんので、チンチラゴールデンだし、この子いいなとは思いますが、今の僕には無理です。この子達は売れていくでしょう。
ペットショップでの売れ残りは、死を意味します。僕にはこの商売は無理だなとも思うのです。
処分されずにペットショップで飼われたりや猫カフェ、シェルターに行ったりするようではありますが、シェルターの現場を見ている僕としては、何のためにこの子達は産まれてきたのかと思わずにはいられないのです。ペットですので、人間のためではあるのですが、いやぁ何とも。。。
隣の家庭菜園がノラ子を放って置いてくれる。ありがたいことだと痛切に思います。