続)寒い日には漫画
こんにちはONONです。
台湾の蔡英文(さいえいぶん)総統の最近購入した一冊をシェアすることによって出版業界を応援しようという取り組みのような感じで、
今回は最近読んだ漫画でおもしろかった本を紹介しようと思います。
「おれは短大出」
耳かき仕事人サミュエル、パンの漫画等の作者でもあり、
うるし漫画家こと漆職人の顔も持つ堀道広先生が8年の時をかけて
完成させた傑作。
舞台は90年代の田舎の短大。
常にセックスをすることばかりを考えている地味な短大生の主人公の平凡でもあり狂気的な日常を描いています。
読み始めて5分くらいは私は何をしているんだろう?
という気持ちが止まりません。10分経った頃には何を買ってしまったんだろうと言う気持ちの葛藤が止まらなくなります。
そして読み進めていくと思春期を拗らせた主人公に対してずっとソワソワして気づいたらざわざわしてきます。(男の人にはあるあるかもしれません。)
しかしいつしか主人公の狂気的なハートの強さとオスマン・サンコンさんに会えればどんなにツライことも大丈夫!!という謎のパワーワードにグイグイ引き込まれ、最後まさかの大事件!!
メインカルチャーの裏がサブカルならそのまた裏の裏まで見てしまったような名作でした。
サミュエルも面白いので合わせて読んでみてください。
この記事を書いた人
ONON(オノン)♀
環境のお医者さんを目指す、自然環境・民族の研究者。
遊牧民の行動様式を調査しながら、モンゴルに3年在住してました。
現在、自由な生き方を模索中。
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