日中韓 リアルタイム感情推定 別記 日本は大都市"も"衰退している
要約:日本人の感情の熱量で分析すると、大都市も衰退している。日本人だけではもう先がないので、世界の中という視点で活動することが重要。そのニーズの創造を行うためには、感情データを定量的に測定して分析すればいい。
はじめに
クリスマスイブの夜中にこんな内容のツイートを拝見しました。
国民が都市と地方に引き裂かれたということです。経済的に衰退しつつある国でそれが起きたんです。このことは過去に誰も指摘してこなかったので、推計からも欠落しています。前にここで少し書きました。 世代を切り裂いた都市と地方の偏り 三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト
@miraisyakai
https://twitter.com/miraisyakai/status/1209484398543794176
クリぼっちのわたくしに、日本の衰退論、まさにぴったしの内容でした。
#リアルタイム感情分析 をしているわたくし、日本の都市衰退も計測していたので、その内容をUP(ほんの一部加筆)しておきます。
(1)日本の都市も衰退している
日本人の丸の内、渋谷に対する熱量。
一言でいうと、心停止状態
都市というのは、いかがわしいこともふくめて、悪く言えば欲、よくいえば共感という感情、熱量を集める場所であるはずが、まったくないです(上記は土曜のデータですが、日曜日、平日ともほぼ同じ、熱量"0")。
日本を代表する都市である、丸の内、渋谷など、東京の中心都市ですら、残念ですが、心停止状態である、つまり日本人だけではもう先がない、ということです。
(2)外国人は一杯来ているよ!!
渋谷のスクランブル交差点といえば、外国人でいっぱいでにぎわっている!
と思われるでしょうが、実際は、世界的に有名な観光スポットがあるにもかかわらず、集客力を効果的にインバウンド客の消費につなげられないです。
ドラッグストアまみれの街と、たった40分しかいない観光客
https://www.excite.co.jp/news/article/Hounichi_overtourism/
というのが現状です。
それに対して、「渋谷パルコ」は、来客の3割をインバウンド客として見込み、インバウンド集客を狙っているなど、取り組みをしている、という方もいるでしょう。
が、よく考えてください。
お金を落とす相手としてだけ、訪日外国人観光客をとらえはじめたら・・・
誰もそんなところには行きたくはないでしょう。
(実際に衰退した場所もあります。 “外国人観光客 不当な料金 請求”で検索)
(3)今本当に必要なこと
何をしたくて、訪日外国人観光客はTokyoに来ているのか
いま、都市と地方が共に成長できる産業への転換が求められているのは確かです。しかしその転換が、できないから困っているのであって、ましてや選民たる国会議員様に任せたら、この国そのものの衰退につながるのは確かです。(“IR 汚職 2019年12月”で検索してください)
少し前(2019年6月30日)ですが、何をしたくて、Tokyoに来ているのか計測した結果が以下です。
1位 HARU
アニメ『Free!』の主人公 七瀬遙 の誕生日当日。
京都アニメーションの作品です。
アニメ『Free!』が日本だけではなく、アメリカ、イタリア、アイルランドを中心に欧米でも人気なのは、以外にも担当者の方も知らないようでした。アニメが世界で人気なことは既知のはずなので、どのように人気が流通しているか調べればいいのに・・・・(なぜ調べないのかよくわからない、謎)
アニメ『Free!』の主人公 七瀬遙人気分布図(日本を除く)
参考URL
https://dic.pixiv.net/a/%E4%B8%83%E7%80%AC%E9%81%99
2位 #Underrated Tour
ステフィン・カリーによるバスケットボールキャンプが日本で開催され、あのカリーから直接指導!!を勝ち取るための”本気”の選考試合に世界から集まりました。
参考URL
https://rakuten.today/sports-entertainment-ja/curry-underrated-tour-tokyo-j.html?lang=ja
6,7位 #jfashion
これは感情推定分析(英語圏:jfashion)で分析済
#jfashion (日本の服=原宿系) が世界で売れており、その購入理由を
”感情のみ"に準拠してAIが自動分析
https://futureforcast-ai002.mybluemix.net/twittersentiments
まとめ:
お金を落とす相手としてだけ訪日外国人観光客を見るのではなく、 何をしたくて、”今”来ているのかについては、リアルタイムかつ定量的にAI(IBM watsonなど)で、簡単に測定できます。そのためのソースコードも公開済です。
まずは、今までの思い込みや利権ではなく、データに準拠して議論をすすめてほしいです。
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