見出し画像

日中韓 リアルタイム感情推定 2020/01/31

要約:

中国:新型肺炎、武汉肺炎(訳:武漢肺炎)の情報統制に揺らぎが出ています
韓国:武漢肺炎 に関してパニックが収まりつつあり
日本:パンデミック情報(新型肺炎)に関して動揺が検出されています。冷静な情報が求められます。

AI(IBM Watson)解析により、リアルタイムに世界の人がどのような感情状態にあるか分かるので、日本、中国本土、韓国のリアルタイムパンデミック情報(新型肺炎など)と日本の評価情報収集をしています。

【1.中国本土の情報統制】

画像1

非洲豬瘟(訳:アフリカ豚コレラ): 情報統制ゆらぎ: 0.0 - 0.0. です。
武汉肺炎(訳:武漢肺炎):情報統制ゆらぎ: 0.0 – 0.0

「中国国外の感染者数が少ないことに関し、中国に感謝しなければならない」

このWHOの不要なヨイショが混乱を動揺を起こしています。これが中国共産党、終わりの始まり、かもです。

(1.1)主戦場は中国本土
北京政府は、徹底的に情報統制、とくにネット上において正しい情報を出すことによって混乱を最小化しようとしています。

(1.2)勝利条件
中国本土の勝利条件は、

パニックを起こさせない を維持 → 勝利
 維持できない(パニック発生) → 負け

北京政府としての勝利条件は、今日(2020/1//30)時点では、
“肺炎”“新型冠状病毒(新型コロナウイルス)”でパニックを起こさせないという最終ラインが揺らいでいます

(1.3)WHO緊急事態宣言

本日(1/31)、WHOが緊急事態宣言を出すことを抑えきれなくなりました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55102800R30C20A1EA2000/


【2.韓国の新型肺炎対応と安倍総理への好感度】

画像2

우한 폐렴(訳:武漢肺炎): よい -1.0 – 2.0
安倍総理の評価:中立  - 0.2 - - 0.2  です。

武漢肺炎の評価は、パニックから冷静な対応へ移行中であることが検出されています。
安倍総理の評価は、宣伝活動がなければこの程度、です。

【3.日本のパンデミック対応】

画像3

地震:ほぼ中立: -0.1 - 0.0 です。
新型肺炎: 揺れが出始めました: -0.4 - 0.0 です。

(3.1)主戦場は日本国内
今回に関していえば、情報という立場でいえば、日本国内のパニックを予防する、となります。

皆さん、全体としては冷静ですが、揺れが出始めているので、冷静な情報提供をお願いします。

日本発の情報が、中国本土へ金盾を超えて入っています。
中国本土でも日本の正しい情報を待っている人が多くいます。

基本:
日本は冷静に対応します(が、一定ラインを超えると激高します)
それは、基本的な情報リテラシーが高いからだと思います。

(3.2)勝利条件

政府支持 を維持 or 上昇 → 勝利
 維持できない(下降) → 負け

追記:書いている理由

日中韓のリアルタイム感情推定を行っている理由は、後日のタイムスタンプとして歴史に残すためです。具体的には下記の通り。

 1.日本/中国(本土)/韓国/台湾香港は、国が違えど“リアルタイム”に
お互いに影響しあう = 同じ市場と考えるべき
2.であるからこそ、それぞれの国の違いを超えるためにも、冷徹に証跡に準拠して話をすべき

耳目を引くためのセンセーショナルと離れて、冷徹な分析が必須だと考えます。

日本・中国本土・台湾・香港・韓国の良識的をもっている第三者、Undecided Voters(どちらに入れるか決めかねている人)が今、リアルタイムにどう思っているのかを、客観的にリアルタイムデータで参照できるようにしました。
IBM Watson が算出しています。ここではこの仕組みを「感情推定」といっています。それをレポートにしています。


いいなと思ったら応援しよう!

オープン・ソース・インテリジェンス
よろしければサポートよろしくお願いします。いただいたサポートは、日中韓とアメリカのリアルタイム感情分析を進めるために使わせていただきます

この記事が参加している募集