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日中韓 リアルタイム感情推定 2020/02/02 (追記:2/3です)

要約:

中国:新型肺炎、武汉肺炎(訳:武漢肺炎)の情報統制を力技で実施中
韓国:武漢肺炎 に関してパニックが収まりつつあります。
日本:パンデミック情報(新型肺炎)に関してあきらかな動揺が検出されています。冷静な情報と対応が求められます。

AI(IBM Watson)解析により、リアルタイムに世界の人がどのような感情状態にあるか分かるので、日本、中国本土、韓国のリアルタイムパンデミック情報(新型肺炎など)と日本の評価情報収集をしています。

【1.中国本土の情報統制】

画像1

非洲豬瘟(訳:アフリカ豚コレラ): 情報統制実施中: -0.2 - 0.0. です。
武汉肺炎(訳:武漢肺炎):情報統制実施中: 0.0 – 0.0

武汉肺炎ではく、非洲豬瘟(訳:アフリカ豚コレラ)のツイート内容

非洲豬瘟 、殺曬所有豬。
禽流感 、殺曬所有雞。
傳染性肺炎 、殺曬所有人。
好正常姐、 合乎世衛組織指引

〔日本語訳〕
アフリカ豚コレラ、すべての豚を殺す。
鳥インフルエンザ、すべての鶏を殺す。
感染性肺炎、全員を殺します。
WHOのガイドラインに沿った普通の対応


[中国本土のVPN全面規制とは]
かなり簡略化して説明すると、

× Shadowsocks方式 要するに、暗号化によって安全性を確保しながら、金盾を突破するためだけの方式
を中国本土内から使えなくしていることを指しています。

〇 OpenConnect方式 CiscoのAnyConnectというVPN形式と互換性のある接続形式。
企業向けのVPN形式なので、北京政府といえども、抑えるのは難しい方式、は使えます。

〔そもそも中国のネット環境〕
中国は日本やアメリカのようなネットワークとは異なり、中国から&中国へのルーティングは開放されていません。China TlecomとChina Unicomの2社が国の指導の元に80%近くのインターネット回線を独自に構築しており、IPアドレスの提供方法、ネットワークの経由について独自の仕方で運営しています。そんな理由から世界のDNSルートサーバーから隔離されており、IPのエニーキャストは超大手のテンセントやアリババを除いて不可能な状態になっています。
https://bestvpn.jp/why-can-not-connect-to-vpn-in-china/

(1.1)主戦場は中国本土
北京政府は、徹底的に情報統制、とくにネット上において正しい情報を出すことによって混乱を最小化しようとしています。

(1.2)勝利条件
中国本土の勝利条件は、

 共産党の不支持をしない を維持 → 勝利
 維持できない(パニック発生) → 負け

北京政府としての勝利条件は、今日(2020/02/03)時点では、
“肺炎”“新型冠状病毒(新型コロナウイルス)”かつ鳥インフルエンザで
共産党への反対行動を起こさせないという、最終ラインが揺らいでいます(共産党批判が止まりません)。

(1.3)WHO緊急事態宣言

米政府、新型コロナウイルス拡散を受け緊急事態を宣言、中国滞在歴ある外国人の入国停止
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/02/2bbc1566fcf0d1ea.html

鳥インフルエンザも検出されました。

中国政府は1日、内陸部の湖南省邵陽市の養鶏場で鳥インフルエンザ(H5N1)型の感染が確認されたと発表した。H5N1型は人への感染も知られており、当局は警戒を強めている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200202-00000044-asahi-int

別途、水曜日くらいまでに考察を出します。

【2.韓国の肺炎対応と安倍総理への好感度】

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우한 폐렴(訳:武漢肺炎):悪い -1.7 – 0.5
安倍総理の評価:中立  - 0.2 -  -0.2  です。

武漢肺炎の評価は、パニックへ移行中であることが検出されています。
安倍総理の評価は、宣伝活動がなければこんなものです。


【3.日本のパンデミック対応】

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地震:検出数に達せず
新型肺炎: 揺れが出始めました: -0.5 - 0.0 です。

(3.1)主戦場は日本国内
今回に関していえば、情報という立場でいえば、日本国内のパニックを予防する、となります。皆さん、全体としては冷静ですが、揺れが出始めているので、冷静な情報提供をお願いします。

日本発の情報が、中国本土へ金盾を超えて入っています。
中国本土でも日本の正しい情報を待っている人が多くいます。

基本:
日本は冷静に対応します(が、一定ラインを超えると激高します)
それは、基本的な情報リテラシーが高いからだと思います。

(3.2)勝利条件

政府支持 を維持 or 上昇 → 勝利
 維持できない(下降) → 負け

追記:書いている理由

日中韓のリアルタイム感情推定を行っている理由は、後日のタイムスタンプとして歴史に残すためです。具体的には下記の通り。

 1.日本/中国(本土)/韓国/台湾香港は、国が違えど“リアルタイム”に
お互いに影響しあう = 同じ市場と考えるべき
2.であるからこそ、それぞれの国の違いを超えるためにも、冷徹に証跡に準拠して話をすべき

耳目を引くためのセンセーショナルと離れた冷徹な分析が必須だと考えます。

日本・中国本土・台湾・香港・韓国の良識的をもっている第三者、Undecided Voters(どちらに入れるか決めかねている人)が今、リアルタイムにどう思っているのかを、客観的にリアルタイムデータで参照できるようにしました。IBM Watson が算出しています。ここではこの仕組みを「感情推定」といっています。それをレポートにしています。

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