マガジンのカバー画像

フューチャーリテラシー :「可能性の未来」を読み解くために

100
本マガジンでは、2022/12/12に出版した、『フューチャーリテラシー Futures Literacy :過去から未来へ,「可能性の未来」を読み解くために』についての情報を掲…
運営しているクリエイター

2021年5月の記事一覧

パーソナル通信アシスタントを実現するまでの経緯: CardTerm with Mackun(1988年)

第三章 1990年から観た未来 3.1 商品として具体化したもの ・パーソナル通信アシスタント: CardTerm with Mackun(1988年) ・気づきのあるネットワーク・サービス:AwarenessNet(1995年)  本章では「ミクロ・マクロ・ネットワーク」モデルとアイデア・プロセッシング活用方法のサンプルとして、1990年代に読み解いた未来(現代ではあたりまえとなったサービス・コンセプト)を例として紹介する。  今あるコミュニケーション、ネットワークをベ

【閑話】アイデア・プロセッシングのためのツール

筆者が使っているツールを中心に、アイデア・プロセッシングのためのツールを紹介します。  アイデア発想本などの多くは、今でも「紙のカード」や「紙の手帳」を利用する方法を推奨しています。紙に手で書くメリットも捨てがたいのですが、自分の書いたノートでも大量に情報を蓄積すれば他人のものとなり、どう工夫してみても「紙のメディア」では探し出すのに限界がある。そこで、「全文検索」ができるノートツールを中心にツールを組み立てることになります。         アイデア・プロセッシング環境

アイデアを紡ぐアイデア・プロセッシング: シナリオ・物語編集

------------------------------------- アイデア・プロセッシング: -------------------------------------- Step1: 課題抽出・課題設定 Step2: 情報散策 ・情報散策 ・本の散策 ・本に意見を求める読書 Step3: グループ編集:情報の素材化、分類と階層化 Step4: シナリオ・物語編集 アイデア・プロセッシング用語解説: ・情報素材: 段落などのを単位とする文章で文節、区分けしたテキス

アイデアを紡ぐアイデア・プロセッシン:グループ編集、分類と階層化

------------------------------------- アイデア・プロセッシング: -------------------------------------- Step1: 課題抽出・課題設定 Step2: 情報散策 ・情報散策 ・本の散策 ・本に意見を求める読書 Step3: グループ編集、分類と階層化 Step4: シナリオ・物語編集 -------------------------------------- アイデア・プロセッシング用語解説:

アイデアを紡ぐアイデアプロセッシング:本に意見を求める読書

------------------------------------- アイデア・プロセッシング: -------------------------------------- Step1: 課題抽出・課題設定 Step2: 情報散策 ・情報散策 ・本の散策 ⇒本に意見を求める読書 Step3: グループ編集:情報の素材化、分類と階層化 Step4: シナリオ・物語編集 --------------------------------------  未来を読み解くとき、