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米国株今週の注目 2025/1/6 ~:デルタ航空、アルバートソンズが2025年の最初の大手企業として業績を発表

今週の投資家の焦点は、金曜日に発表される12月の米雇用統計となるだろう。市場では12月の非農業部門雇用者数の増加数は11月の22万7000人から減少し、15万人になると予想されている。また、12月中旬の連邦準備制度理事会(FRB)の会議の議事録が水曜日に発表される。投資家は今週、耐久消費財受注とサービス業購買担当者景気指数(PMI)のデータにも注目している。11月の耐久消費財受注(国防関連を除く)は0.3%減と見込まれており、前月の0.5%増から減少に転じる見通しである。一方、欧州連合(EU)は12月と11月の消費者物価指数と卸売物価指数をそれぞれ発表する。
新年最初の週には、デルタ航空(DAL)、ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループ(JEF)、アルバートソンズ(ACI)、コンステレーション・ブランズ(STZ)、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WAG)の決算報告が予定されている。

注目の決算発表
1月6日(月):
コマーシャル・メタル (CMC)。

1月7日(火):
RPM インターナショナル (RPM)、カルマイン・フーズ (CALM)、アポギー・エンタープライズ (APOG)。

1月8日(水):
ジェフリーズ・フィナンシャル・グループ(JEF)、アルバートソンズ(ACI)、MSCインダストリアル・ダイレクト(MSM)、アクイティ・ブランズ(AYI)、ヘレン・オブ・トロイ(HELE)、ユニファスト(UNF)。

1月10日(金):
デルタ航空(DAL)ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)、TDシネックス(SNX)、コンステレーション・ブランズ(STZ)。

配当関連の注目
今週権利落ち日を迎える企業には、JPモルガンチェース (JPM)、オラクル (ORCL)、コムキャスト (CMCSA)、ベライゾン (VZ)、AT&T (T) などがある。四半期配当の増額が見込まれる企業には、カルマイン(CALM)が1.02ドルから1.336ドルへ、TD シネックス(SNX)が0.40ドルから0.45ドルへ、カイザーアルミニウム(KALU)が0.77ドルから0.82ドルへと増額する予定である。

投資家向けイベント
コンシューマー・エレクトロニクス・ショーが火曜日から金曜日までラスベガスで開催される。注目すべき基調講演者には、デルタ航空のエド・バステイン最高経営責任者(CEO)、Nvidia(NVDA)のジェンスン・フアンCEO、Sirius XM(SIRI)のジェニファー・ウィッツCEO、Xのリンダ・ヤッカリーノCEO、Waymoのテケドラ・マワカナ共同CEO、アクセンチュア(ACN)のジュリー・スウィートCEO、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のリサ・スーCEOなどが含まれる。
金曜日のデトロイト・オートショーのメディアデーでは、ゼネラルモーターズ(GM)、フォード・モーター(F)、ステラニス(STLA)、トヨタ自動車(TM)、フォルクスワーゲンからの重要な最新情報が発表される可能性がある。 リビアン・オートモーティブ(RIVN)は、同ショーでR2とR3Xモデルを展示する予定である。

デルタ航空の決算プレビュー:
デルタ航空は金曜日に決算を発表する。アナリストらは、同社の売上高が146.5億ドル、EPSが1.74ドルになると予想している。

アルバートソンの決算プレビュー:
アルバートソンは木曜日に決算を発表する。アナリストらは、食料品チェーンのオペレーターが188.5億ドルの収益で1株当たり利益0.65ドルを計上すると予測している。 連邦判事が連邦取引委員会による取引阻止の動きに同意したことで、クローガー(KR)との合併が破談となった後、同社が今後どのように進むのかについて、投資家は決算報告電話会議における経営陣の発言に注目するだろう。

※当資料は、投資環境に関する参考情報の提供を目的として翻訳、作成した資料です。投資勧誘を目的としたものではありません。翻訳の正確性、完全性を保証するものではありません。投資に関する決定は、ご自身で判断なさるようお願いいたします。
挿絵は太平洋から昇る朝日です。

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