ベスト8。
遠征の続き。
今日はベスト8進出をかけた2回戦目、相手は春の全国3位の強豪だった。
体格も実力も見劣りするが同じ中学生、ここまできたら開き直ってやれと選手たちは持ち前の粘り強さと全員野球でなんとか食らいつき、2−2の同点でタイブレークへ。
1out満塁からのスタートで相手攻撃から始まった。
ここでチームの抑えのエースが奮闘、先頭を三振に仕留め、一気に流れを引き寄せると、最後はレフトフライで無失点で切り抜ける。
裏の攻撃で先頭打者は普段は控えの伏兵であったが2球目をしっかり捉えてそのままレフトオーバーとなり2−3のサヨナラ勝ちで、見事ベスト8となった。
何よりも嬉しかったのがここに来て投手陣が皆ベストピッチング&ベスト球速を叩き出したということ、もちろんメンタル面の要素も大きいが、ちょっとだけ昨日のケア、コンディショニングの効果もあったかなと。
また、チームの主力選手が途中足を攣って動けなくなったが、裏でケアを実施、なんとか攻撃時間内に試合復帰させることができた。
なんともトレーナー冥利につきる試合であった。
これまでこの世代にはあまり試合に帯同することができなかったため、少し恩返しできたかな。
何よりも昨年秋の新人戦で惨敗を喫し、全国大会の出場切符はおろか、それを争うための決勝トーナメントに進出できず、予選敗退というどん底からスタートした彼らが、500以上あるチームのベスト8までたどり着いたことに純粋に感動した。
明日の相手は日本選手権二連覇中の競合との対戦。
負けてもともと、悔いの残らないように全力を出し切って貰えればそれでいい。
ベスト8進出で一泊延長し、仕事も休むことになったがなんとも嬉しい迷惑だ。
明日も勝ってまた迷惑をかけてもらいたい。
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