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遠征帯同。
先週の金曜日から講習会参加のため東京入り、講習会後はそのまま東京に居残る形で全国大会に出場するサポートしているチームと合流した。
猛暑を通り越して酷暑と言われている日本列島、東京入りしてからも連日35℃を超す気温で、道民にはほんと辛すぎる環境である。
泊まっていたホテルで連日サウナ入りして暑熱順化して、私はなんとか適応してきたが、昨日から東京に入った選手達には、ほんとうにきつい環境だ。
実はわたし、昨年はこの遠征に直前になって妻がコロナに感染してしまい、帯同することができなくなった。
チームはかなり調子がよく、結局全国第3位になったのだが、連戦になればなるほどトレーナーの必要性が増してくる。
実際、チームのエースの子は準決勝のときには球速が10kmほど落ちていたという。
ちゃんと適切なケアを入れてあげれれば全国の頂点も夢ではなかったと非常に悔やんだ。
なので私にとってもこの遠征はリベンジの遠征なのである。
行く直前なまでかなりドキドキしてきたが、入念な準備のかいあって、無事にこの日を迎えることができた。
私にとっても4年ぶりの遠征帯同である。
気合が入っている。
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そして今日はその1回戦、気温は35℃、湿度78%とかなり蒸し暑く、フィールドは人工芝で風もなくかなり過酷な状況だった。
北海道のチームは1回戦が鬼門である。
普段の力の7割も出すことができない1回戦、これまでも力がある代でも1回戦で格下の相手に涙を飲んだ試合もたくさんみてきた。
そうした力を出しきれない悔しさからたくさん学んで、準備してきた。
試合は相手に打ち負けるも、投手が要所をしめて、うちは2本のホームランが飛び出し、逆転勝ちを収めた。
チームのテンションもよい。
試合後はホテルで選手のケアを担当し、明日に備える。
一番悔しいのは持てる力の全部を出しきれないこと、緊張、不安、暑さ、体調、コンディションを落とす要因を徹底的に評価して改善していく。
試合に出ているもの、出ていないもの、監督、コーチ、トレーナー、それぞれがそれぞれの役割、仕事を全うすることで、チームの力を100に近づけていく。
今日、暑さのなかアイシングを作りながら、ドリンクを準備し、声を張り上げ、応援し、鼓舞する。
汗を流しながら、やっとここに帰ってきたと実感した。
この場所が大好きだ。
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