いつでも再スタートしていい
なんとなく、だけど、多くの人が人生の最適解をイメージしている。
高校、大学を卒業して、新卒で就職して、そのまま定年まで勤める。
老後は悠々自適。
そして、途中で挫折したり、そのルートから外れると大変なことになると思い込んでいる。
そのルートから外れるのが怖くて、必死にしがみついて、心がズタズタになっている。
あるいは、不登校になって、早々にそのルートから外れてしまって、自暴自棄になっている。
怖くて、怖くて、不安で、不安で、苦しくて、苦しくて。
僕もそう思っていた時期があった。
だから、そのルートから外れまいと必死だった。
でも、うつ病になって、そのルートから外れる決意をしたんだ。
そうしたら、違う世界が見えてきた。
整体師になって、本当にたくさんの人と触れ合うようになった。
そうしたら、世の中には実に多種多様な人生を歩いている人がいる、という事実を目の当たりにした。
いわゆる、最適解の人生を歩いていない人が本当に多いということ。
むしろ、最適解の人生を歩いている人のほうが少ないんじゃないかな。
まあ、これは僕の肌感覚だけど。
一度、ルートから外れたように見えても、またそのルートに復帰する人もいる。
そのルートから外れたところで、自分らしい人生を切り開いていく人もいる。
人生は思い通りにいかないことも多い。
それでも、いつからでも、今からでも、再スタートを切ることができる。
最適解ルートじゃなくてもいいじゃないか。
そこにこだわることに何の意味があるのだろうか?
自分がやりたいことを我慢して、そのルートにこだわるということは、他人の人生を生きるということ。
自分の人生を生きていないということ。
大丈夫。
自分が良ければそれでいいんだから。
どんな生き方をしてもいい。
いつからでも、今からでも、自分が思うような人生に踏み出していい。
もう遅い、ということはない。
気がついたとき、思い立った時がスタートなんだよ。
だから、自由に生きて行こう。
他人と同じである必要なんてないじゃないか。
他人に認められなくてもいいじゃないか。
過去にこだわるのはやめて、今からスタートしよう。
いつからでもスタートしていいんだから。