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バボのキママな日

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ほぼまいにち更新する、ニューヨーク在住のミュージシャン、バボのキママな日常。 残す記事はキママに決めるので、いくつかの記事が読めなくなっても悪しからず。
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2019年2月の記事一覧

バボのキママな日 #40 『Nymphomaniac=色情狂』

バボのキママな日 #40 『Nymphomaniac=色情狂』

「Nymphomaniac」を観た。2部作で計4時間ほどの作品だった。

公開当初トレイラーが過激すぎてYouTubeがすぐさま削除した、と云う逸話を聞いて気になりその当時トレイラーは見たことがあったのだが、本編自体は今回が初視聴だった。

サムネイルが既にかなりイカつい。
監督は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」などで知られるラース・フォン・トリアーと云うことを観終えてから知った。でも云われてみれば

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バボのキママな日 #39 『外見より中身。』

バボのキママな日 #39 『外見より中身。』

最近ペダルが不調だったのでメンテナンスをしてもらいにリペアマンのスタジオに行ってきた。そのスタジオがなかなかゲットー感の残る地区にあった。そこは元々工場や倉庫がたくさんあった地区で、今はその工場跡や倉庫跡を改造してスタジオやコワーキングスペースにしているのだ。外見は一見さん完全にお断りな感じで僕も少し緊張したのだが、ドアを開けると中は元々倉庫だったとは思えないほど現代的なデザインのおしゃれスペース

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バボのキママな日 #38 『オスカーの日にオスカーの話。』

バボのキママな日 #38 『オスカーの日にオスカーの話。』

前回は酔っ払いながら書いてしまった。でも酔っ払っていても書いていたからそれはそれで大したものだと思う。僕がリスペクトしている糸井重里さんも「ほぼ日」を休みたいと思ったことは幾度もあると書かれていた。でもちゃんと書かれている。その感覚を少なからずわかったような気がした。
#24で話していたオスカーが先日発表された 。僕が注目していたBest Animated Short Filmsは「Bao」が受賞

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バボのキママな日 #37 『This Song is Called Reverie.』

バボのキママな日 #37 『This Song is Called Reverie.』

一番最近やったライブの映像があがった。この間ライブ音源をリミックスしていると云っていたやつだ。YoutubeじゃなくてFacebookですみません。

今日は友達のバンドが出演するイベントに行ってきた。ライブハウスの場所がネットに公表されていなかったのだが、それが意外に家のすごく近くだった。今までNYに5年間居てシーンの発生みたいな現場に立ち会えたことがなかったのだが、今晩初めてその感覚を感じられ

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バボのキママな日 #36 『喰べられるうちに喰べておけ。』

バボのキママな日 #36 『喰べられるうちに喰べておけ。』

喰べられるうちに喰べておけ。最近改めてそう思った。
家の近くに会った美味しいピザ屋さんが最近潰れた。個人営業の店だった。
あの店のピザをもう喰べられないと思うともう少し喰べておけば良かったと思った。お気入りだった味が喰べられなくなることは寂しい。
味覚と云うものは視覚や聴覚と違い感覚を記録に残すことが難しい気がする。視覚における映像、聴覚における録音が味覚にはないと思う。だから喰べられるうちに喰べ

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バボのキママな日 #35 『選んだ言葉が己を築く。』

バボのキママな日 #35 『選んだ言葉が己を築く。』

昨日は"おぱんぽん"について話した。こんなことを堂々とかけるだけでも"おぱんぽん"と云う言葉が存在する意味があると思う。自分の語彙に加えたい"おぱんぽん"。てか"おぱんぽん"もうええて。

相方の記事を読んで「確かに。」と思った。と云うのも相方が僕がブログを書くことは歌詞を書く練習になると云っていたからだ。間違い無いと思う。僕は歌詞を書くときになんとなく伝えたいテーマがいつもある。ブログを書くこと

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バボのキママな日 #34 『おぱんぽん。』

バボのキママな日 #34 『おぱんぽん。』

"おぱんぽん"と云う言葉を使っている人に僕は会ったことがない。
男性器の一般的な呼称は"おちんちん"だ。放送コードにも引っかからない。
では女性器は?そう、お察しの通り"おぱんぽん"だ。こちらも放送コードには引っかからない・・・らしい。僕はこの言葉を中島らもさんのエッセイで初めて知った。男性器のように女性器にも一般的に使える呼称を公募したところ"おぱんぽん"になったらしい。

でも結局"おぱんぽん

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バボのキママな日 #33 『ナタデココスクリーンのiPhone。』

バボのキママな日 #33 『ナタデココスクリーンのiPhone。』

相方が#35で書いていた"1回だけiPhone SEのスクリーンを割った日"、その日、僕は奴の隣にいました。そう僕が素手で叩き割ってやったのです。それはもう木っ端微塵にしてやりました。跡形もなく潰したつもりでしたが翌週には相方の手元にiPhoneが戻っていました。かがくのちからってすげー!

まぁどうでもいい嘘はさて置き。
昨日ゼリーを食べていたらナタデココが入っていた。
当たり前のように食べてい

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バボのキママな日 #32 『自己中心的幸福論。』

バボのキママな日 #32 『自己中心的幸福論。』

自分を肯定するために他人を否定する必要はない。
自己肯定は自分の中だけで完結するべきだ。
他人を巻き込み出すとキリがないし結局、自己肯定できずに色々な人を傷つけて終わる。
自分はこうだと決めつけるでもなく、ただ自分を知ること、知ろうとすること。
僕はそう云う生き方をずっとしたい。

でも自分を知ることに他人との関わりは重要だ。
他人が自分をどう見ているかで見えてくる自分らしい部分もある。
他人が教

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バボのキママな日 #31 『自分らしい文章。』

バボのキママな日 #31 『自分らしい文章。』

鼻水は引いてきたのだけれど、かぜ薬の副作用なのか風邪の諸症状なのかなんなのか一昨日くらいから頭が痛い。痛み止めを飲もうかとも思ったけれど、なんだか薬漬けになりそうなので止めた。スクリーンを見たりしないで目を休ませてゆっくり寝られればいいのだが、なかなかそんなこともできないのが現代人。目と耳を酷使し過ぎな気がしないでもない。

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ほぼ毎日更新を約1ヶ月無事に続けられた。自分がなん

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バボのキママな日 #30 『産まれて生きて死んでいく ただそれだけの獣。』

バボのキママな日 #30 『産まれて生きて死んでいく ただそれだけの獣。』

今日たまたま見つけたビンテージ楽器屋さんで12000ドルくらいするギターを試奏した。もはや高すぎてわけわからんかったけど見た目が何よりカッコよかった。もちろん音も良かったんだけど見た目がものすごく渋かった。でもあの渋みが似合うギタリストにはまだなれていないと思うからもっと精進しないと。

生きることの反対は死ぬことだとなんとなく思っていたけれど違う気がしてきた。
死ぬことの反対は産まれることで、生

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バボのキママな日 #29 『KEWIS』

バボのキママな日 #29 『KEWIS』

バンドのライブ音声をリミックスしたものを確認しながらこの記事を書いている。
個人的にはライブ感があって良い音になっている自信がある。

Number Girlが復活するらしい。とても嬉しい。リアルタイムで見れなかった好きなバンドが復活してくれるのはとても素敵だ。新曲が聴けるんだとしたらとても楽しみだ。10年代にNumber Girlがどんな音を鳴らすのか非常に興味がある。

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バボのキママな日 #28 『走るオカン。』

バボのキママな日 #28 『走るオカン。』

風邪をひいた。
昨日の夜に突然悪寒が走ったから絶対に風邪をひいたと思ったら案の定ひいた。
鼻水がズルズルで脳に酸素が回らずボーッとしてしまう。

相方が遠回しに書き起こしへのプレッシャーを与えてきた。
そろそろ1ヶ月経つわけだしタイミング的にはそろそろ良い頃合いなんだろう。
書き起こし、やったことないけど頑張ってやってみよう。

昨日、楽曲を作りたいと云う話題でブログを書いたからか久々にフレーズが

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バボのキママな日 #27 『もっと期待を声に出していく。』

バボのキママな日 #27 『もっと期待を声に出していく。』

久しぶりにルサンチメン名義で発表した楽曲を聴いてみた。
手前味噌だけど良い。楽しんでいる感じがビンビンに伝わる。思えば長らくルサンチメン名義で楽曲を発表していない。

そもそもコントユニットが音楽をするのは変と思うかもしれないが、実は色んな芸人さんがコントライブで音楽を題材にしたネタを結構している。僕の大好きなバナナマンも「赤えんぴつ」と云う架空のフォークユニットのネタを単独ライブでやっていた。

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