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国内旅行の旅行先でスーパーに行くべき理由
今回のGW、私は群馬に行ってきました。
目的は無し。
なんにもありません。
サウナに入ったり、ラーメン食べたりと普段の週末を、いつもと違う場所で過ごしただけ。
これでいいんです。
そもそも、旅行に行く理由ってなんなのでしょうか。
それは、人それぞれ。
行きたいところがあるから。リフレッシュしたいから。ご当地グルメを食べたいから。アクティビティをしたいから。
もちろん理由はひとつではなく、複数ある場合も。
僕も理由は複数あります。
ですが、その中でいちばん重要な要素は、土着性を知りたい。
その土地の人々を知りたいし、その土地の本質を知りたい。
観光地に行くことも楽しいですが、観光地はビジネス。
豪華絢爛な建築物、由緒ある神社、あまりにも素晴らしい景色、あまりにも美味すぎる海鮮丼、あまりにも非日常。
良い意味でインスタグラマー。
良く見せるために努力して、めっちゃ素敵。
これでも良いんです。
良いんですが、ちょっと疲れる。
よく見りゃあ、隣の車のナンバー、うちの地元じゃん。ってなる。
その土地の人よりも、旅行者が多いし、住んでる人はこんな豪華な海鮮毎日食べてないはずなんです。
だから、僕は考えました。
純度が高く、その土地の人だけが行くところ。
その土地の人だけが食べてるもの。
スーパーマーケット
スーパーに行ってみてください。
スーパーはイオンのような大きなものもありますが、地域に根差しているのスーパーは実は、各都道府県それぞれ。
(ちなみに茨城県南地域ではカスミ、タイヨーが2大エース)
今回お邪魔した群馬では、フレッセイというスーパーが多かったので、立ち寄りました。
駐車場には地元ナンバーしかありません。
店内に入ると、
お洒落してないおかあちゃんに、買い物に来た老夫婦。
地元の野菜。惣菜コーナーにはオリジナル弁当。
入り口には目がチカチカするほどのチラシがつる下げられています。
みんな、ここで生きている。
誰も着飾っていない。
耳をすませば、母と娘の晩御飯の話が。
パートのおばちゃんが交代する話が。
地元の言葉で、地元のトークで。
魚が安いよ。
こちらのレジあいてます。
お客さん少ないね。
カートを押す音がカタカタと響く。
そこで、お惣菜と飲み物を買いました。
外に出ると、そこでほうばります。
うん。美味すぎない。
ここの土地の人はこれを食べてんだ。
その土地の日常を知る旅行。
赤城山の風に吹かれて、前橋を後にしました。