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忙しくてお礼状が書けない方へ、お礼状にある一言を添えるだけで楽に書けるようになります

はじめに


今日のnoteを読んでいただいてありがとうございます。
このnoteでは、お礼状が簡単に書けるようになる方法をお伝えしようと思います。
これは、私が若い頃実際に経験したことを元に書いています。
お礼状を書くことが苦手だった若手営業社員が書き方のヒントを得て、楽にお礼状が書ける営業に変わったという話です。
その、お礼状の書き方のヒントついてお伝えします。
ぜひ最後まで読んでいただいて、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。


社会人1年目、お礼状を書いてみました


営業する時はお礼状を書くことが大切だと教わりました。
社会人になってすぐの頃です。
お礼状といってもどんな文章を書けばいいのか全くわかりませんでした。

会社の本棚の隙間から、お礼状の例文が載った紙を見つけました。
それをクリアファイルに入れて、写しながら手紙を書きました。

拝啓とか前略とか今まで一度も使ったことのない言葉を書き、
季節の挨拶を考えて書くのですが、
いつまで経っても書き上がりません。

本屋さんに行って
手紙の書き方の本を買い
毎月の季節の挨拶がたくさん載っているページを書き写し
どうにかこうにか書き上げました。

封筒に入れて、切手を貼って、ポストに入れて。。。

結果は、なんの効果もありませんでした。

大変な思いをして書いたけど、もういいやって思って、それきりお礼状を書くのをやめました。


新しいチームでお礼状を書くことになりました


それから何年も過ぎ
新しい営業チームになった時に、
また、お礼状を書くことになりました。

今度は1人で考えるのではなく、会社であらかじめデザイン、文面を作ってくれました。
当時人気のキャラクターの絵まで入っています。

今回は手紙ではなく、はがきの形でした。
デザインは7種類ほどあって
お礼状、招待状、再来誘致、見学会のご案内などがありました。
これを順番に送ったり、タイミングを考えて送ります。

送るにあたって一つだけ決まりがありました。
「必ず一言、手書きで書くこと」

一言書く内容にまた頭を悩ませました。
「ありがとうございました」
「ご来店ありがとうございました」
「ぜひ、またお越しください」
「見学会があるのでぜひお越しください」
「イベントに参加していただくと素敵なプレゼントを用意しています」
そんな言葉を組み合わせて書きました。

このはがきのお礼状は少し成果がありました。
次にお客様にあった時に、「読んだよ」と言ってもらいることが時々ありました。

ただ、このハガキの制作費は相当高かったようで、増刷はありませんでした。
ハガキの在庫が無くなったのと同時にこの取り組みは無くなってしまいました。


自分自身でお礼状を書こうと思い立ちました


また数年経った時、自分自身でお礼状を書こうと思い立ちました。

自分で文章を考えて書き、
それをワープロに打ち込み
綺麗な装飾もつけて
カラーで印刷しました。

完成したものを信頼する先輩に見てもらいました。
自信満々だったので、きっと「すごい。いいね」と言ってもらえると思っていました。

すると、「このお礼状だと、お客様との関係性が良くなることは無いだろうね」と言われました。

そのお礼状は

季節の挨拶
ご来場いただいたお礼を丁寧に述べ
ぜひまたお越しくだいさい、社員一同お待ちしています。

来週には見学会があります。
お越しいただけるととても嬉しく思います。
よろしくお願いします。


大体こんな感じでした。


先輩にどこがいけないのかを尋ねると

3つ指摘されました。


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