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営業の役割りとは?ある社長さんから教わった話です。
花の苗を買う時は、
処分品になっている安い苗を探して買うことにしています。
その苗も元はといえば農家の人が一生懸命育てた苗でしょうから、
きっと綺麗に咲いてくれるはずだと祈るような気持ちで植えています。
買い物の時に
値段のことを考えるたびに思い出す営業の話があります。
お客様への見積もりは出来るだけ安くしないと買ってもらえない
と主張する営業がいました。
この営業は、設計担当者からもらった工事見積もりを見て、
もっと安くしてもらおうと設計へ交渉したのです。
この交渉を設計担当者は笑って取り合いませんでした。
そのそも営業以外の部隊は、
1円でも安くする方法について日々頭を悩ましています。
改善活動では、
1円を下げるための提案を集めたり、
身の回りの無駄をなくす工夫を話し合ったりしています。
では営業の役割とは?
お客様に商品やサービスの本当の価値を分かってもらい
出来るだけ高く買ってもらえるように工夫するのが営業の役割です。
その努力をしないで
ただ、安くしてくれと言っていたら
チームのメンバーとの関係はギクシャクしたものになってしまいます。
ある社長さんから聞いた言葉があります。
ずっと頭の中に響いています。
「安くして売れるんだったら営業なんて要らないよ」
営業のことをマスターしていないとチームともいいコミュニケーションが取れません。