金原ひとみ「沼津」〜ヤバい男とジェットスキーと暑い夏
酷暑が続いているせいか、笹井都和古 の「県民には買うものがある」を読んだからなのか、菊地成孔が絶賛していたのがきっかけで読んだ、金原ひとみの「沼津」を思い出した。『TRIP TRAP トリップ・トラップ』のなかの一話。
高校は中退しヤクザに怯えながらもナンパ男を利用して楽しむ沼津への無銭旅行。
こういう話だったかな。ヤバい男のジェットスキーに乗ってしまい、無人島みたいなところに連れ去られて、みたいなシーンが記憶に残っている。そのシーンを、暑い夏に思い出す。
ほんとうにこの小説だったかな。いずれ読み返してみよう……