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等身大の自分を愛するために

今年の年末年始は暇だったから、おせちを作ることにした。

伊達巻と筑前煮。それから蒲鉾の飾り切り。

伊達巻は所々割れちゃったし、巻きが甘くてゆるゆる。筑前煮はちょっと薄味になっちゃった。かまぼこは2個松の形のを作れたけど、あとは上手くいかなくて普通に切った。それを恋人が作った角煮と一緒にお皿に盛って、元旦のお昼に食べた。

不恰好だったけど、ちょっと失敗したけど、でも美味しかった。筑前煮をもぐもぐしながら、たった3品だけど(その内1品は切っただけ)作って良かったなって思った。

Twitterにも「作ったの?お店のみたい!」って思ってしまうほど素敵なおせちがたくさんアップされている。本当に綺麗で美味しそう。食べ物の宝石箱みたいで見ていて楽しかった。

でも、私は写真を見てる時に、心の中で一瞬、「敵わないな」って思った。

どうやらこれは癖はになっている。

小さい時から、SNSを見ている時にまで、この「あぁ、敵わないな」って気持ちが顔を出す。気づくと長い付き合いになってしまった。

でも、今年はさよならしようって決めた。

だって、ふと思ったから。

「私、何と戦ってるん?」って。

いいものがあったらそれに伴って私のものがダメになるなんてことはない。いいものはたくさんあっていい。

そっちの方が楽しいに決まってる。

来年も気が向いたらお節を作るぞ!

終わり。

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