【講談】五色の蔦

旗本の近藤登之助は、画が得意なことから、紀州公と八十姫の婚礼のため、老中伊豆守から粟津の晴嵐の画を描くよう頼まれる。しかし、大名のために筆をとりたくない登之助はこれを断ってしまう。伊豆守は、大久保彦左衛門に説得を依頼する。彦左衛門は、名宝の五色の蔦をエサに登之助に画を描かせようとする。

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