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#プログラミング

"クソコード"は人格攻撃ではないのか

これは仮説というか自分がこうだという話なのだが、自分のアイデンティティを侵食されると怒りが湧く。たとえば、自分が非常に大事にしている価値観に対して、同僚から「君のその価値観は間違っている」と言われたり、あるいは、作品とか、経歴とか、家族とか、そういう自分自身と非常に密になっていて同一視されるようなものをけなされたら、腹が立つということだ。 プログラマーにとって、ソースコードというのは一つの作品だ。仮に経験が浅い開発者であっても、あるいは経験が浅いからこそ、1行1行に時間をか

【転職エントリ】Googleに入社します

はじめに この記事には、Googleのオンサイト面接に向けて勉強した内容が記載されていますが、それらはすべて面接を受ける直前に書いておいたものです。このエントリを読むことで面接で聞かれた内容が予測されてしまわないようにそのようにさせていただきました。ご了承お願いします。 この記事について 令和元年に医師を退職し、ソフトウェアエンジニアに転職します。  自分にとって大きな転機であったのと、とても大変な道のりであったので、私という人間が辿った道筋を最初から最後までちゃんとまと

創造的に生きる技術としてのプログラミング

先日、デザイン誌のAXISの取材があり、その際に肩書きは何にするか尋ねられた。 普段だと、Satellite Youngのサウンドマンだとか、また別の顔だとインタラクティブ・エンジニアや大学講師、メディアアーティストとか、いろいろとあるわけなんだが、取材の主旨を鑑みて、「マルチクリエイター」というあえて使い古された肩書きを選んでみた。 理由は簡単で、これまでいろんな分野のものづくりをして来たからだ。 そういう様々な分野でのクリエーションの中核を成しているのが、情報学的な視点

ブロックチェーンは何も解決しない。

はじめて、ブロックチェーンを知った時は興奮したものです。なぜかと言うと、「分散化した環境下で、合意形成が取れる」と謳っていたからです。 「これは民主的だな、色々な問題が解決する」と夢中になりました。 「ブロックチェーン」という言葉が、どうも一人歩きしていると感じたのは、ビットコインやイーサリアムを、よく理解してからでした。 よくよく考えれば、「分散化した環境下で合意形成」と言うのは、ビットコインのことだったのです。「ブロックチェーン」は、ビットコインや他の暗号通貨を実現

1人でweb, iOS, Androidアプリを作ったので、ついでに世界を目指そうと思う

このところしばらく個人開発していたアプリをやっとリリースできたので、アプリの紹介と今後について書いてみようと思う。 (気づいたら7,000字近く書いていたので、目次を見ていただいて、興味があれば時間があるときにじっくり読んでいただけると幸いです) <目次> 1. 作ったアプリについて 2. なぜ作ったか? 3. 技術的な話を少し 4. 海外展開のための計画 5. 世界を目指すプロダクトを作りたい人のための英語 6. 三大海外プラットフォームの攻略法        6.1

文系でプログラマーになったけど色々失敗して3年半で会社を辞めた話

2018年12月31日、新卒入社して3年半勤めた会社を辞めた。東京の八重洲にある、フリーペーパーやWebサービスを作る会社で働いていた。いわゆる「文系プログラマー」というやつで、文系学部を卒業後、会社に入ってからプログラミングを覚えた。現在は退職してフリーランスになり、個人で開発しつつ、ずっと漫画を描いている。 3年半のあいだ、大きく分けて2つの失敗をした。 1. プログラミング入門の仕方に失敗した 2. プログラミングを覚えてから何をすればいいかわからなかった 前者の

ジェネラティブアートを始めよう

どうも、なめらかサンショウウオです。この投稿が初投稿なのでちょっと自己紹介すると、趣味でジェネラティブアートやWebを作っているサンショウウオです。ジェネラティブアートを広めるために、ジェネラティブアートとはなんぞやというところから、勉強方法などを紹介していきます。この投稿内で具体的なプログラムを見せて解説することはしません。 ジェネラティブアートとは?この条件に当てはまるものをジェネラティブアートと呼ぶ、というような正確な定義があるわけではなさそうですが、「アルゴリズムや